【活動報告】9/28アレキサンダー・コブリン先生マスタークラス

2013年9月28日(土)、ピアニストのアレキサンダー・コブリン先生によるマスタークラスが行われ、当財団奨学生など6名がレッスンを受講しました。

ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール優勝、ショパン国際ピアノコンクール第3位と、輝かしい実績を誇り、まさに現役バリバリのピアニストとして世界中で演奏活動しているコブリン先生ならではの見事な実演を交えながら、理知的で説得力あふれるレッスンが展開され、6名の受講生それぞれが、たくさんのヒントと今後につながるアドバイスをいただきました。


9/28アレキサンダー・コブリン先生、特別レッスン聴講者募集!

アレキサンダー・コブリン
2000年ショパンコンクール入賞、2005年のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール優勝など、華々しい入賞を重ねたのち、現在は、世界中での演奏活動と、アメリカを中心とする教授活動に多忙のアレキサンダー・コブリン先生の特別マスタークラスを実施します。知的でオーソドックスなアプローチと豊富な実演を交えた素晴らしいレッスンです。聴講者を限定募集しますので、是非、ご来聴ください。

日程:2013年9月28日(土) 時間割は下記
会場:<東音>ホール(ピティナ本部事務局内)(JR巣鴨駅南口徒歩すぐ)⇒ 地図
通訳:深川美奈先生(ロシア語)
主催:公益財団法人福田靖子賞基金
協力:株式会社東音企画、ピティナ

聴講料:3,000円(1日のうちではどの枠でもご覧いただけます)

受講生と曲目:下方に記載

★申込方法
メールタイトルを「9/28コブリン先生レッスン聴講」とし、氏名、希望人数、メールアドレスまたは電話・ファックスを明記の上、メールをevent★piano.or.jp(★を@にかえてください)までお送りください。折り返し、受講料振込等の詳細をご案内します。聴講は、どの枠からでもご覧いただけます。


★受講生と曲目

11:00- 中川真耶加 (19歳、2011福田靖子賞選考会入選・2013ピティナ特級ファイナリスト)
ショパン:ピアノソナタ第3番ロ短調 Op.58
(スクリャービン:6つの前奏曲 Op.13)

12:00- 江沢茂敏(23歳、2011ピティナG級金賞) 
ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ 変ロ長調 Op.24

13:00-14:00 休憩

14:00- 片田愛理(21歳、2007福田靖子賞選考会入選)
ドビュッシー:前奏曲集第1集より「亜麻色の髪の乙女」、第2集より「花火」

15:00- 桑原志織 (17歳、2013ピティナ特級銀賞、福田靖子賞選考会優秀賞)
ショパン:エチュード Op.10-1,Op.25-11「木枯らし」
ラフマニノフ:ピアノソナタ第2番変ロ短調 Op.36 第1楽章(1931年版)

16:00-16:15 休憩

16:15- 本山麻優子 (20歳、2010ピティナG級金賞・2011福田靖子賞選考会優秀賞)
リスト:「詩的で宗教的な調べ S.173」より 「死者の追憶」
※直前で曲目が変更になりました。予めご了承ください。 

17:15- 生熊茜 (21歳、2009福田靖子賞選考会奨励賞)
シューマン:ピアノソナタ第3番ヘ短調 Op.14

18:15頃終了予定

※事情により受講生が一部変更になりました。ご了承ください。
※曲目および受講生は、都合により予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承下さい。
※時間は、進行によって多少前後することがあります。

10/8「リストの真髄を学ぶ一日」エンリコ・パーチェ先生特別マスタークラス聴講募集


前回、後藤正孝さん(2004ピティナ特級グランプリ)が優勝したことも記憶にあたらしいフランツ・リスト国際ピアノコンクール。2014年春に行われる次回第10回大会に先駆け、ピアニストのエンリコ・パーチェ氏がアジア各地でリスト作品を対象としたマスタークラスを開きます。パーチェ先生ご自身も第2回リストコンクールの優勝者であり、現在は、ヴァオリニスト、F.P.ツィマーマンの共演者等としても世界各地で演奏活動を展開する名ピアニスト。受講生には、ピティナ・ピアノコンペティション及び福田靖子賞選考会の上位入賞者が並び、リスト作品の真髄にせまります。聴講者を限定募集しますので、お早めにお申し込みください。

日程:2013年10月8日(火) 時間割は下記
会場:<東音>ホール(ピティナ本部事務局内)(JR巣鴨駅南口徒歩すぐ)⇒ 地図
通訳:千田直子先生(英語)
主催:フランツ・リスト国際ピアノコンクール
共催:公益財団法人福田靖子賞基金
広報協力:ピティナ

聴講料:3,000円(1日のうちではどの枠でもご覧いただけます)

受講生と曲目:下方に記載

★申込方法
メールにて、タイトルを「リストマスタークラス聴講申込」とし、氏名、TEL、メールアドレス、希望枚数を明記の上、event★piano.or.jp(実際の送信時は、★を半角@にかえてください)までお送りください。折り返し、受講料の振込先等をご案内します。


★受講生と曲目
「リストの真髄を学ぶ一日」リスト国際ピアノコンクールマスタークラス

11:00- 菅原望 (23歳、2013ピティナ特級グランプリ)
リスト:死の舞踏 S.525

12:00- 水谷桃子(22歳、2008ピティナ特級準金賞) 
リスト:スペイン狂詩曲 S.254

13:00-14:00 休憩

14:00- 鶴澤奏(19歳、2012ピティナ特級銅賞)
リスト:BACHの名による幻想曲とフーガ S.529

15:00- 小林海都 (17歳、2013福田靖子賞選考会奨励賞)
リスト:バラード第2番 ロ短調 S.171

16:00-16:15 休憩

16:15- 桑原志織(17歳、2013ピティナ特級銀賞、福田靖子賞選考会優秀賞)
リスト:スペイン狂詩曲 S.254

17:15- 山崎亮汰 (14歳、2013福田靖子賞選考会福田靖子賞)
リスト:メフィストワルツ第1番「村の居酒屋での踊り」 S.514

18:15頃終了予定


※曲目および受講生は、都合により予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承下さい。
※時間は、進行によって多少前後することがあります。

【助成報告】鯛中卓也さん(第2回入選)、ポーランド及びイタリアの講習会派遣

カトヴィツェ音楽院
6月30日~7月26日まで、ほぼ1ヶ月間にわたる渡欧で2つの講習会に参加し、その合間を縫って、現地ならではの経験を求め、音楽にまつわる数多くの場所を訪ねました。

まず、最初の10日間は、ポーランドのカトヴィツェという街での講習会でした。
会場の音楽院は、名ピアニスト、クリスチャン・ツィメルマンの母校でもあります。
この講習会では5回のレッスンに加え、受講生選抜コンサートで2度弾かせて頂きました。

選抜コンサートにて
アンナ・マリコヴァ先生の音楽に対する考え方は、現在師事している伊藤恵先生と大いに通じるものがあり(偶然にもお二人ともミュンヘン国際音楽コンクールの覇者)、カタジーナ・ボボヴァ=ズィドロン先生の高貴な音楽性と生徒に対する情熱、ヴォイチェフ・シュヴィタワ先生のこの上なく純粋に音楽と向き合う姿勢に触れられたことは大きな財産となりました。

次の講習会まで1週間空いていたので、ウィーンでヤマハの練習室をお借りしつつ、大作曲家の史跡を巡り、さらにドイツのハノーファーへも行き、古屋晋一先生に奏法のアドバイスを頂きました。

その後、参加したイタリアのペルージャで行われた講習会では、興味深いレッスンの傍ら、毎日があらゆるハプニング続きで、時には今から30分後のコンサートで弾いてくれ、と急遽頼まれることもありましたが、そういったことを潜り抜ける柔軟な対応力と勇気が養われたように感じています。
この講習会の大きな特徴として、オーケストラとコンチェルトを1楽章弾かせて頂けるのですが、そこで共演した指揮者が、なんとヴァイオリニスト、マキシム・ヴェンゲーロフ氏とのデュオで有名なヴァグ・パピアン氏でした。

オケとも共演
リハーサルと本番では、ただただ素晴らしいオーケストラに感動し、彼が振っているということには全く気が付かなかったのですが、演奏後の立ち話で「先月、サントリーホールで演奏したんだ」と仰っていたので、プログラムに記載されていた名前を調べるとその事実が分かり、こちらはとても嬉しいサプライズとなりました。

この1ヶ月を通して非常に充実した経験をさせて頂き、自分自身がどういった音楽を望んでいるのか、ということを考えるきっかけやアイディアを数多く頂きました。
今回、沢山の方にお世話になったことへ感謝し、必ずこの経験を自らの成長に繋げていけるよう、今後とも研鑽を積んでいきたく思います。
この度は、本当にどうも有難うございました。

【入賞情報】崎谷明弘さん(第2回優秀賞)、ブゾーニ国際コンクールで第3位入賞

崎谷明弘さん(第2回福田靖子賞選考会優秀賞第1席)が、8月30日までイタリア・ボルツァーノで行われていた第59回ブゾーニ国際ピアノコンクールで、第3位を受賞した。第1位なし、第2位はイタリアのルドルフォ・レオーネさん、第3位は崎谷さんとロシアのディミトリ・シシュキンさん。

崎谷さんは1988年生まれ。2005年に、ピティナ・ピアノコンペティション特級銀賞(当時高2)また、第2回福田靖子賞選考会でも優秀賞第一席(第2位)を受賞した。高校卒業後に渡欧、パリ国立高等音楽院に入学してジャック・ルヴィエ教授に学び、審査員満場一致の首席で卒業した。現在は、東京藝術大学大学院に籍を置いている。

ブゾーニ国際ピアノコンクールは、現在、1回の開催に2年を要する特異なピアノコンクールとして知られる。昨年夏に、予選が行われ、27名が今年夏に行われる「本選」に進出。再び集結した26名により、ソロリサイタル2回、モーツァルトの協奏曲を経て、グランド・フィナーレ(決勝)でチャイコフスキーやラフマニノフ等の指定協奏曲で腕を競った。崎谷さんは、フィナーレでモーツァルトの協奏曲第27番、グランド・フィナーレでラフマニノフの協奏曲第3番を演奏し、見事に入賞を果たした。