【助成報告】水谷桃子さん メンデルスゾーン国際ピアノアカデミーレポート


トーマス教会前のバッハ像

公開レッスンの様子

スチューデントコンサートの後に学校の前で。

カン・チュンモ先生と。

ワイマールでシュタイングレーバーの
工場を見学しました。
7月17日から29日までドイツ、ライプツィヒで行われたメンデルスゾーン国際ピアノアカデミーに福田靖子賞基金から助成頂き、参加させて頂くことが出来ました。
アリエ・ヴァルディ先生、カン・チュンモ先生、パーヴェル・ギリロフ先生、ジャック・ルヴィエ先生と4人の名教授が揃う講習会です。
5月のDVD審査を経て参加することになったのですが、100人以上の応募があったとのこと。大きな国際コンクールの入賞者も多く、とてもハイレベルな講習会に驚きを感じました。
日本人では、酒井有彩さんや石井楓子さんなど、小さい頃から存じ上げている方ばかりでした。

レッスンは期間中、多くて4回程ですが、さすが名教授!との思いを抱かせるものでした。1時間というレッスン時間でその人のポテンシャルに合わせた鋭いアドバイスがなされ、新たな観点から考えるきっかけを次々に提示してくれるものでした。
夜はスチューデントコンサートという、受講生数人での演奏会が毎日行われました。私も出演させて頂き、小さな会場での短いプログラムながら、ドイツ現地の演奏会の雰囲気を味わうことが出来ました。
コンクールだと、他の人の演奏を集中して聴く事が難しい場合もあるのですが、短期間にレッスン、演奏会を通じて数十人もの方々の音楽を、それも名教授のアドバイスと共に聴けたことは、今後の大きな糧になると思いました。

ライプツィヒの街は治安も良く、音楽に溢れたとても文化的な街でした。
この街ではバッハやシューマンの軌跡が身近に感じられ、ピアノを演奏しているとまるで彼らがイマジネーションを引き出してくれている、そんな気がしたり・・・。
又、講習会の後には、このアカデミーのディレクターであり、会場のライプツィヒ音楽演劇大学の教授でもあられるゲラルド・ファウト先生のアテンドで、ワイマール・バイロイトのバス旅行に参加しました。
緊張が続いた講習会ですが、最後にはとてもアットホームな気分で旅を締めくくることが出来ました。

沢山の同世代のピアニスト達の演奏に接したことで、自分の演奏についても客観的に捉える機会を得ることができたと思います。
そしてなにより、この旅で更にモチベーションを高め、ピアノを演奏する喜びを再発見できました。
この度は、助成頂きまして、本当にありがとうございました。