9/24ヴェロニク・ボンヌカーズ(エコールノルマル音楽院教授)特別レッスン聴講募集

ボンヌカーズ先生
エコールノルマルの若き名教授、ヴェロニク・ボンヌカーズ先生が2015年以来の来日となります。演奏家としても一線で活躍する先生ならではの、演奏家目線ながらそれを分かりやすく提示する親身なアドバイスと、ロマン派や近現代作品への真摯でごまかしのないアプローチで、過去2回、非常に充実したマスタークラスを開講してくださいました。貴重なマスタークラスの機会を公開いたします。ぜひご聴講ください。

日程:2017年9月24日(日)時間割は下記
会場:<東音>ホール(ピティナ本部事務局内)(JR巣鴨駅南口徒歩すぐ)⇒ 地図
主催:公益財団法人福田靖子賞基金
協力:ピティナ
通訳:藤本優子先生(フランス語)

聴講料:1日当たり3,000円(1日のうちではどの枠でもご覧いただけます)

受講生と曲目:下方に記載

★申込方法
メールタイトルを「9/24ボンヌカーズ先生レッスン聴講」とし、氏名、希望人数、メールアドレスまたは電話・ファックスを明記の上、メールをevent★piano.or.jp(★を@にかえてください)までお送りください。また当日のご来場も歓迎いたします。ただし、当日はおつりのご用意がないので、3,000円(1人あたり)をおつりのないようにお持ちください。

★受講生と曲目
10:30- 三上結衣 (18歳、2015福田靖子賞選考会第3位)
ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11

11:30- 沢田蒼梧(18歳、2005ピティナG級金賞) 
プロコフィエフ:ピアノソナタ第7番変ロ長調 Op.83 「戦争ソナタ」

13:00-14:00 休憩

14:00- 古海行子(19歳、2016ピティナG級金賞)
ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11

15:00- 渡邊晟人 (17歳、2014ピティナF級金賞)
ラヴェル:クープランの墓 より プレリュード、フーガ、トッカータ

16:00-16:15 休憩

16:15- 太田糸音 (17歳、2016ピティナ特級銀賞)
ラヴェル:夜のガスパール より 「スカルボ」

17:15- 黒木雪音 (18歳、2017ピティナG級金賞)
ショパン:スケルツォ第3番 嬰ハ短調 Op.39

18:15頃終了予定


※曲目および受講生は、都合により予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承下さい。
※時間は、進行によって多少前後することがあります。

【派遣報告】オーストリア研修と深圳国際ピアノコンチェルトコンペティションに参加して(黒木雪音さん) 

5月末から約3週間、オーストリアと中国へ行かせていただきました。
初めてのオーストリアはとても刺激的で、ベートーヴェンの生家やヨハン・シュトラウス像、シェーンブルン宮殿、ザルツブルクではモーツァルトの生家などを見学することができ、全身でオーストリアを感じることが出来ました。
滞在中、一昨年選考会でレッスンを受けた時にイラチェク先生が仰っていた「Vienna style!」の言葉が思い出され、先生が言いたかったことはこんな事だったのかなと、今更ながら思いました。
本場の空気を肌で感じながら、今回最大の目的である「ベートーヴェン国際ピアノコンクール」を聴きに憧れの楽友協会へ。
楽友協会には、ブラームスやリストなどの作曲家の銅像が沢山あり、ホール内は全て金でおおわれていて豪華絢爛。お馴染みのシャンデリアも目の前で見ることができ、とても神聖な気持ちになりました。そんな中、ファイナリスト3名のベートーヴェンのコンチェルトを聴くことが出来ました。3名とも自身の個性を活かしながらも、すべての演奏がベートーヴェンの音楽になっており、幅広い解釈の可能性を感じることができました。
ウィーン楽友協会
そしてオーストリア研修を終え、深圳国際ピアノコンチェルトコンペティションへ参加するため中国へ。
深圳は、言わずと知れた中国経済特区に指定されている近代的な大都市で、洗練された街と斬新なデザインのホール、そしてホストファミリーが万全を期して練習環境を整えてくれており、演奏に集中できる最高の環境でコンクールに臨むことが出来ました。
コンクールには19か国33名のエントリーがあり、私にとってはこれがシニアコンクールデビューとなりました。コンチェルトコンクールなので、エチュード2曲の他に古典から2曲、近現代から2曲の計4曲のコンチェルトの準備が必要でした。本番のピアノは 長江ピアノ(中国製)とスタインウェイ2台から選ぶことができ、リハーサルの時間も十分に確保されています。
ラウンドが終了しても、審査員のマスタークラスが毎日開催されており、無料で全員受けることができます。
私は、ジョン・オコーナー先生とジョン・ペリー先生に、プロコフィエフのコンチェルト第3番のレッスンを受けました。レッスンでは、自分自身がどう弾きたいかではなく、聴衆にどう弾いたら自分の伝えたいことが伝わるのかを教わりました。ほとんどが地元の学生が聴講しているので中国語に訳されてレッスンが行われました。

シュトラウス像

ベートーヴェンの家
コンクールでは、ファーストラウンドでエチュード2曲とプリマヴィスタカルテットとモーツァルト協奏曲第12番を共演、セミファイナルではベートーヴェン協奏曲第1番を深圳交響楽団と共演することができ、ウイーンで学んだ「Vienna style!」を肌で感じながら、楽しく演奏ができました。そして光栄なことに、セミファイナリスト優秀演奏賞を頂くことが出来ました。
2か国をまたいでのロングステイは初めての事でしたが、今回強く感じた事は長旅には気力と体力がとても重要だということです。心配していた時差は影響ありませんでしたが、モチベーションを維持するのが難しかったです。
偉大な先生方は長旅をしても疲れも見せずに、審査やコンサートをこなし、マスタークラスでは熱心にレッスンしてくださいます。今回レッスンしてくださった先生方、そして長時間審査してくださった先生方に心から敬意を表します。
最後に、今回の参加に際しまして多大なご理解ご支援を頂いた、福田靖子賞基金様に感謝申し上げます、ありがとうございました。これからも一層研鑽を積んでまいりたいと思います。