【助成報告】阪田知樹さん、コモ湖国際アカデミー&パリでのリサイタル

2013年4月、阪田知樹さん(第4回福田靖子賞)に対し、コモ湖国際ピアノアカデミーおよびパリのエコールノルマル音楽院でのコンサートシリーズへの出演について、渡航費を当財団より助成して派遣いたしました。 

コモ湖国際ピアノアカデミーは、世界有数の才能が学ぶ最高レベルの教育機関で、ピティナ特級グランプリ受賞時の審査員ウィリアム・ナボレ先生が主宰を務め、阪田さんの才能を非常に高く評価して招いてくださっています。

パリの名門エコール・ノルマル音楽院(サル・コルトー)
のコンサートは、浜松国際ピアノコンクールで阪田さんの演奏を気に入ってくださったマリアン・リビツキ教授の招きによるもので、これまでにも多くの素晴らしい若手ピアニストが出演してきています。

◆阪田さんの感想
「4月、コモ湖国際ピアノアカデミーでの勉強とパリでのリサイタルの為、イタリアとフランスに行かせて頂きました。
もう何度も勉強にきているコモ湖アカデミーですが、毎回辺りの自然の壮大さに圧倒されます。来る度に変化する眺めは、自らを現実の世界から解放し、多大なインスピレーションを授けてくれます。この地での勉強が演奏を考え直すきっかけとなり、いつも何か自分の知らない新しいものを見出してくれます。何度も弾き、理解したつもりになってしまっている作品を、より細かく、より深く、改めて読譜し、理解していくという大変密度の濃い勉強ができました。
パリのサル・コルトーでのリサイタル出演は特別な体験でした。演奏者と聴き手の方々が一体となって作り上げる、という演奏会の理想をホールそのものが具現したかのような会場でした。聴き手の方々が近くに感じられ、気も引き締まり良い緊張が持続した演奏会となりました。頂いた沢山の拍手等からも皆様のそれぞれの思いが感じられて大変感激しました。次の日はエコール・ノルマル音楽院を訪れました。伝統を感じる素晴らしい院内にて、また別に演奏機会も頂き、素晴らしい経験となりました。ありがとうございました。」