【活動報告】5/14-15ミシェル・ベロフ先生マスタークラス

2013年5月15日水曜日


2013年5月14日と15日、パリ国立高等音楽院教授のミシェル・ベロフ先生をおむかえし、特別マスタークラスを実施しました。当財団でのマスタークラスには3回目の登場となります。

今回の来日の演奏曲目であるラヴェルの協奏曲や、ベロフ先生の演奏に世に出たといってもよいメシアンのピアノ曲などのお得意のレパートリーから、ベートーヴェンやショパンのオーソドックスな作品まで、すべての曲を、豊富な実演をまじえながら、きめ細やかにレッスンしてくださいました。

先生が常に強調しておられたのは、響きの透明感の作り出し方、音楽の見通し方、ハーモニーの重要性、そして弦楽器や管楽器の響きや奏法を常にイメージすること、でした。福田靖子賞選考会の出身者をはじめ、日本のなかでもトップクラスの受講生たちにも大きな刺激となったようです。

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