久保山菜摘さん(第3回福田靖子賞選考会奨励賞)を、南米ペルーの数都市での国際交流コンサートのために派遣いたしました。久保山さんは、標高4000メートルを超える村の小学校へ鍵盤ハーモニカの寄贈するなど、かけがえのない貴重な経験をしてこられたようです。以下に充実したレポートと写真をいただいています。
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私は小学校の総合の授業で地雷除去のお話を聞き、日本では何不自由なく生活が出来るのに、何故世界では死と隣り合わせの国があるのだろうと疑問に思っていました。それをきっかけに自分が小さい頃からやっていたピアノで、チャリティコンサートを開き、募金活動をしてきました。その活動が今年で10年目を迎えます。
数年前にペルーの学校支援、またフォルクローレの音楽家を招聘してコンサート活動をされている山崎様と出会い、まだペルーでは貧富の差があること、学校にも通えない子どもたちがいること、また、鍵盤楽器がほとんど根付いていない国であるということなどをお聞きしました。
そのペルーで、クラシック音楽の演奏を届けてほしいと昨年お話を頂きました。
福田靖子賞基金の福田理事長、加藤様に活動内容のお話を聞いて頂き、福田靖子賞の奨学金から渡航費を出して頂けることになり、5月に2週間ほどペルーに行ってきました。 今まで海外はたくさん行ってきましたが、南米の地には始めて足を踏み入れました。
首都のリマでは、日系の80歳前後の元気なおじいちゃんおばあちゃんに演奏を聴いて頂き、とても楽しんで頂けました。アンコールにはふるさとを皆で歌い、とても温かい気持ちになりました。
そして翌日はリマ日本人小学校での演奏。日本での教育法を取り入れているため、ペルーで日本の雰囲気を味わえるという、貴重な体験が出来ました。とても楽しいひと時でした。
そして、後半は海抜から約3000mにあるクスコへ移動。富士山にも登ったことがない私は、高山病にならないか心配でしたが、体調を崩すことなく生活できました。
クスコから車で3時間程車で山道を登っていき、山崎様が建てられた海抜から4000メートルにある ウチジュク小学校にいってきました。
日本とは比べものにならない自然の雄大さ、緑のにおい、またアルパカや豚などが道を普通に歩いていることに驚きました。 到着すると、子どもたちに盛大に歓迎会をして頂きました。コンサートでは日本語からスペイン語、そして子供たちが話すケチャ語へと通訳。ほとんど聴くことのないクラシック音楽に、とても興味を持って聴いてくれました。
そして今回目玉であった、チャリティコンサートで寄付して頂いた鍵盤ハーモニカを約20台をプレゼントし、2日間授業を行いました。
日本では、小学校の低学年で使い終わった鍵盤ハーモニカは、処分されるか、押入れに眠ってしまうことが多いと思います。しかし、子どもたちは、初めて見る楽器に、目をキラキラさせ、とても喜んでいました。
リマにも数人しか調律師がいない程、鍵盤楽器が根付いていない国で、鍵盤ハーモニカをプレゼント出来たことはとても嬉しく思います。
今後も、もっと鍵盤楽器、クラシック音楽の素晴らしさを1人でも多くの方々に知って頂きたいです。
また、ペルーに支援活動をこれからも続けていく予定ですが、他の国にも視野を広げて活動をしていきたいです。
この度は福田靖子奨学金での援助、そしてたくさんの方々にご協力頂いたことで、貴重な経験がたくさんできたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
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私は小学校の総合の授業で地雷除去のお話を聞き、日本では何不自由なく生活が出来るのに、何故世界では死と隣り合わせの国があるのだろうと疑問に思っていました。それをきっかけに自分が小さい頃からやっていたピアノで、チャリティコンサートを開き、募金活動をしてきました。その活動が今年で10年目を迎えます。
数年前にペルーの学校支援、またフォルクローレの音楽家を招聘してコンサート活動をされている山崎様と出会い、まだペルーでは貧富の差があること、学校にも通えない子どもたちがいること、また、鍵盤楽器がほとんど根付いていない国であるということなどをお聞きしました。
そのペルーで、クラシック音楽の演奏を届けてほしいと昨年お話を頂きました。
福田靖子賞基金の福田理事長、加藤様に活動内容のお話を聞いて頂き、福田靖子賞の奨学金から渡航費を出して頂けることになり、5月に2週間ほどペルーに行ってきました。 今まで海外はたくさん行ってきましたが、南米の地には始めて足を踏み入れました。
首都のリマでは、日系の80歳前後の元気なおじいちゃんおばあちゃんに演奏を聴いて頂き、とても楽しんで頂けました。アンコールにはふるさとを皆で歌い、とても温かい気持ちになりました。
そして翌日はリマ日本人小学校での演奏。日本での教育法を取り入れているため、ペルーで日本の雰囲気を味わえるという、貴重な体験が出来ました。とても楽しいひと時でした。
そして、後半は海抜から約3000mにあるクスコへ移動。富士山にも登ったことがない私は、高山病にならないか心配でしたが、体調を崩すことなく生活できました。
クスコから車で3時間程車で山道を登っていき、山崎様が建てられた海抜から4000メートルにある ウチジュク小学校にいってきました。
日本とは比べものにならない自然の雄大さ、緑のにおい、またアルパカや豚などが道を普通に歩いていることに驚きました。 到着すると、子どもたちに盛大に歓迎会をして頂きました。コンサートでは日本語からスペイン語、そして子供たちが話すケチャ語へと通訳。ほとんど聴くことのないクラシック音楽に、とても興味を持って聴いてくれました。
そして今回目玉であった、チャリティコンサートで寄付して頂いた鍵盤ハーモニカを約20台をプレゼントし、2日間授業を行いました。
日本では、小学校の低学年で使い終わった鍵盤ハーモニカは、処分されるか、押入れに眠ってしまうことが多いと思います。しかし、子どもたちは、初めて見る楽器に、目をキラキラさせ、とても喜んでいました。
リマにも数人しか調律師がいない程、鍵盤楽器が根付いていない国で、鍵盤ハーモニカをプレゼント出来たことはとても嬉しく思います。
今後も、もっと鍵盤楽器、クラシック音楽の素晴らしさを1人でも多くの方々に知って頂きたいです。
また、ペルーに支援活動をこれからも続けていく予定ですが、他の国にも視野を広げて活動をしていきたいです。
この度は福田靖子奨学金での援助、そしてたくさんの方々にご協力頂いたことで、貴重な経験がたくさんできたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
2012年のピティナ全国決勝大会審査員で、世界有数のレベルを誇るエッパン国際ピアノアカデミーを主宰するアンドレア・ボナッタ先生の特別レッスンを公開します。自らが、イタリアのブゾーニ国際ピアノコンクールの審査委員長を長くつとめたほか、最近も、昨年のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール、5月のルービンシュタイン国際ピアノマスターコンクールの審査員を歴任するなど、世界の若手教育の最前線を行っておられます。また指揮者やロマン派レパートリーの研究家としても名高い、総合力の高い音楽家です。聴講者を限定募集しますので、是非、ご来聴ください。
日程:2014年6月26日(木)27日(金)時間割は下記
会場:<東音>ホール(ピティナ本部事務局内)(JR巣鴨駅南口徒歩すぐ)⇒ 地図
通訳:千田直子先生(英語)
主催:公益財団法人福田靖子賞基金
協力:ピティナ
聴講料:1日当たり3,000円(1日のうちではどの枠でもご覧いただけます)
受講生と曲目:下方に記載
★申込方法
メールタイトルを「ボナッタ先生レッスン聴講」とし、氏名、希望日(6/26or6/27or両日)、希望人数、メールアドレスまたは電話・ファックスを明記の上、メールをevent★piano.or.jp(★を@にかえてください)までお送りください。折り返しご連絡いたします。
★受講生と曲目
6月26日(木)
10:00- 菅原望(24歳、2012ピティナ特級グランプリ)
ハイドン:ピアノソナタ 変ホ長調 Hob.XVI/49
ドビュッシー:エチュード第5番「オクターブのための」
11:00- 中村芙悠子(21歳、2009福田靖子賞選考会優秀賞(第2位))
ショパン:ノクターン ロ長調 Op.62-1
ショパン:バラード第3番 変イ長調 Op.47
※直前で曲目が変更になりました。ご了承ください。
12:00- 本山麻優子(21歳、2011福田靖子賞選考会優秀賞(第2位))
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466
13:00-14:30 休憩
14:30- 杉本沙織(18歳、2013福田靖子賞選考会入選)
シューマン:ピアノソナタ第1番嬰ヘ短調 Op.11 第1楽章
15:30- 尾崎未空(18歳、2011福田靖子賞選考会優秀賞(第2位))
ハイドン:ピアノソナタ ニ長調 Hob.XVI/42
ショパン:ポロネーズ第7番変イ長調 Op.61 「幻想ポロネーズ」
16:30-16:45 休憩
16:45- 中村優似(18歳、2013ピティナG級銀賞、福田靖子賞選考会入選)
ショパン:バラード第4番ヘ短調 Op.52
17:45- 尾城杏奈(16歳、2013福田靖子賞入選)
ラヴェル:ラ・ヴァルス
18:45頃終了予定
6月27日(金)
11:00- 桑原志織(18歳、2013ピティナ特級銀賞・福田靖子賞選考会優秀賞(第2位))
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲Op.35 第2巻
12:00- 水本明莉(20歳、2010ピティナG級銀賞・2011福田靖子賞選考会入選)
ショパン:ピアノソナタ第3番 ロ短調 第1楽章、第4楽章 <この枠は通訳なし>
13:00-14:30 昼休憩
14:30- 平間今日志郎(16歳、2012ピティナJr.G級金賞・2013福田靖子賞選考会入選)
ショパン:エチュード イ短調 Op.25-11 「木枯らし」
シューベルト:幻想曲 ハ長調 D.605A(グラーツの幻想曲)
15:30- 山崎亮汰(15歳、2013福田靖子賞選考会福田靖子賞(第1位))
ショパン:スケルツォ第4番 ホ長調 Op.54
16:30-16:45 休憩
16:45- 小林海都(18歳、2013福田靖子賞選考会奨励賞(第3位))
シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17 第1楽章
17:45- 阪田知樹(20歳、2009福田靖子賞選考会福田靖子賞(第1位)、2011ピティナ特級グランプリ)
ショパン:エチュード イ短調 Op.10-2
ベートーヴェン:ピアノソナタ第26番変ホ長調 Op.81a 「告別」 <この枠は通訳なし>
18:45頃終了予定
※曲目および受講生は、都合により予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承下さい。
※時間は、進行によって多少前後することがあります。
日程:2014年6月26日(木)27日(金)時間割は下記
会場:<東音>ホール(ピティナ本部事務局内)(JR巣鴨駅南口徒歩すぐ)⇒ 地図
通訳:千田直子先生(英語)
主催:公益財団法人福田靖子賞基金
協力:ピティナ
聴講料:1日当たり3,000円(1日のうちではどの枠でもご覧いただけます)
受講生と曲目:下方に記載
★申込方法
メールタイトルを「ボナッタ先生レッスン聴講」とし、氏名、希望日(6/26or6/27or両日)、希望人数、メールアドレスまたは電話・ファックスを明記の上、メールをevent★piano.or.jp(★を@にかえてください)までお送りください。折り返しご連絡いたします。
★受講生と曲目
6月26日(木)
10:00- 菅原望(24歳、2012ピティナ特級グランプリ)
ハイドン:ピアノソナタ 変ホ長調 Hob.XVI/49
ドビュッシー:エチュード第5番「オクターブのための」
11:00- 中村芙悠子(21歳、2009福田靖子賞選考会優秀賞(第2位))
ショパン:ノクターン ロ長調 Op.62-1
ショパン:バラード第3番 変イ長調 Op.47
※直前で曲目が変更になりました。ご了承ください。
12:00- 本山麻優子(21歳、2011福田靖子賞選考会優秀賞(第2位))
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466
13:00-14:30 休憩
14:30- 杉本沙織(18歳、2013福田靖子賞選考会入選)
シューマン:ピアノソナタ第1番嬰ヘ短調 Op.11 第1楽章
15:30- 尾崎未空(18歳、2011福田靖子賞選考会優秀賞(第2位))
ハイドン:ピアノソナタ ニ長調 Hob.XVI/42
ショパン:ポロネーズ第7番変イ長調 Op.61 「幻想ポロネーズ」
16:30-16:45 休憩
16:45- 中村優似(18歳、2013ピティナG級銀賞、福田靖子賞選考会入選)
ショパン:バラード第4番ヘ短調 Op.52
17:45- 尾城杏奈(16歳、2013福田靖子賞入選)
ラヴェル:ラ・ヴァルス
18:45頃終了予定
6月27日(金)
11:00- 桑原志織(18歳、2013ピティナ特級銀賞・福田靖子賞選考会優秀賞(第2位))
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲Op.35 第2巻
12:00- 水本明莉(20歳、2010ピティナG級銀賞・2011福田靖子賞選考会入選)
ショパン:ピアノソナタ第3番 ロ短調 第1楽章、第4楽章 <この枠は通訳なし>
13:00-14:30 昼休憩
14:30- 平間今日志郎(16歳、2012ピティナJr.G級金賞・2013福田靖子賞選考会入選)
ショパン:エチュード イ短調 Op.25-11 「木枯らし」
シューベルト:幻想曲 ハ長調 D.605A(グラーツの幻想曲)
15:30- 山崎亮汰(15歳、2013福田靖子賞選考会福田靖子賞(第1位))
ショパン:スケルツォ第4番 ホ長調 Op.54
16:30-16:45 休憩
16:45- 小林海都(18歳、2013福田靖子賞選考会奨励賞(第3位))
シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17 第1楽章
17:45- 阪田知樹(20歳、2009福田靖子賞選考会福田靖子賞(第1位)、2011ピティナ特級グランプリ)
ショパン:エチュード イ短調 Op.10-2
ベートーヴェン:ピアノソナタ第26番変ホ長調 Op.81a 「告別」 <この枠は通訳なし>
18:45頃終了予定
※曲目および受講生は、都合により予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承下さい。
※時間は、進行によって多少前後することがあります。