第2回福田靖子賞選考会(2005年)に参加された岡安咲耶さんが、パリとウィーンでの11年余りの留学生活を終えて完全帰国された挨拶に、当財団事務局を訪れ、福田成康理事長などに充実した留学の内容や近況を報告してくれました。
パリではビリー・エイディ、ジャック・ルヴィエ、ウィーンではミヒャエル・クリスト、リーリャ・ジルベルシュテインなど、各地を代表する名教授に師事して音楽を磨いてきた岡安さん。帰国後は、さっそく、リサイタルやコンチェルト、そして3月にはヨーロッパでも演奏の機会があり、日本を拠点にしながら活発に活動していく意欲を伺うことができました。
◆2020年1月30日
The 14th WORLD PEACE CLASSIC CONCERT 崇高にして華麗なる魂の協奏曲全集 PART I
https://www.geigeki.jp/performance/20200130c/
◆2020年5月24日 岡安 咲耶 ピアノリサイタル Hakuju Hall
詳細近日公開!
演奏に指導に、日本の音楽業界のために、ますますご活躍いただきたいと思います!
パリではビリー・エイディ、ジャック・ルヴィエ、ウィーンではミヒャエル・クリスト、リーリャ・ジルベルシュテインなど、各地を代表する名教授に師事して音楽を磨いてきた岡安さん。帰国後は、さっそく、リサイタルやコンチェルト、そして3月にはヨーロッパでも演奏の機会があり、日本を拠点にしながら活発に活動していく意欲を伺うことができました。
◆2020年1月30日
The 14th WORLD PEACE CLASSIC CONCERT 崇高にして華麗なる魂の協奏曲全集 PART I
https://www.geigeki.jp/performance/20200130c/
◆2020年5月24日 岡安 咲耶 ピアノリサイタル Hakuju Hall
詳細近日公開!
演奏に指導に、日本の音楽業界のために、ますますご活躍いただきたいと思います!
昨年の浜松国際ピアノコンクールでも審査員を務めた、当マスタークラスシリーズでもすっかりお馴染みの名教授、イギリス・ギルドホール音楽演劇学校ピアノ科教授のロナン・オホラ先生のマスタークラスを公開します。高い演奏能力、ソルフェーシュ能力を駆使して、オーソドックスな中に音楽の基本をじっと見つめる、誰が受講しても聴講しても等しく勉強になる、最高レベルのレッスンです。「弾き手がまずしっかりと音を聴くこと、それによって聞き手にも伝わりやすくなる」という大原則は、誰でも当然に分かってはいながら、なかなか徹底的に追求することは難しいものです。いつでもその原則に立ち返りながら、曲のスタイルに応じて何をどう聴いたらよいか示してくださるオホラ先生のレッスンは、導入期からの子供たちのレッスンや音楽家を目指す若者の指導に広く応用できる普遍的な内容に満ちています。ぜひご聴講ください。
ドイツを代表する名教授、アルヌルフ・フォン・アルニム先生の特別レッスンを公開いたします。ドイツ音楽の偉大なる伝統を継ぎ、クラウディオ・アラウやヴィルヘルム・ケンプらの薫陶も受けた名匠は、自らも多くの国際コンクールで入賞した後、デトモルト、ミュンヘン、エッセンなどドイツの名門音大で長く教鞭をとり、多くのピアニストを育てました。国際コンクールの審査や音楽祭等での指導は数知れず、また、武蔵野音大や大阪音大などで何度も指導され、日本の音楽家やピアノ教育の様子も熟知しておられます。世界中から尊敬を集める名教授とピティナ・福田靖子賞入賞者たちとのレッスンを特別に公開いたします。ぜひご来聴下さい。
今年1月の来日で、ラヴェルのコンチェルト、ショパン「24の前奏曲」を中心とした東京・名古屋でのリサイタルで大きな感動を呼んだスペインのマエストロ、ホアキン・アチュカロ先生が早くも再来日。東京都交響楽団&盟友大野和士氏とのラフマニノフ2番は既に完売。東京でのリサイタル(9月9日)も好評です。80歳を超える大御所ですが、音楽と教育への意欲はますます旺盛。米ダラスの南メソジスト大学メドウズ芸術学校を拠点に多くの弟子を育て(その中には、浜松国際・リーズ国際優勝のアレッシオ・バックス氏らを含みます)、クライバーン、クララ・ハスキル、ジュネーブ、サンタンデールなどの一流コンクールで審査委員を務めるなど、教育活動にも情熱的に取り組んでいらっしゃいます。真の巨匠のマジカルな音楽空間の秘密を知る特別なマスタークラス、是非ご聴講ください。
ポーランドを代表するピアニストのひとり、エヴァ・ポブウォツカ先生の特別レッスンを公開いたします。1980年のショパンコンクールで第5位に入賞するなど、国際コンクールで入賞を重ね、マルタ・アルゲリッチやタチアナ・ニコラーエワにも指導を受けた名女流は、現在は、ビドゴシチ音楽アカデミーを拠点に多くのピアニストを指導し、世界各地でのマスタークラスや国際コンクール審査に招かれています。今回は、ヤマハ株式会社様の特別のお取り計らいにより、公益財団法人福田靖子賞基金でも1日を割いて若いピアニストたちのためにレッスンをしてくださることになりました。オール・ショパンの特別な時間。ぜひご聴講ください。



昨夏に引き続き、2017年度コンペ全国決勝大会および福田靖子賞選考会に海外招聘審査員としてお迎えした、フィンランド出身の若き名匠ヘンリ・シーグフリードソン先生の特別レッスンを公開いたします。毎回、音楽を普遍的に大きく捉えながら、細部にも細やかに神経を行き届かせる素晴らしいレッスンを展開してくださいます。今回は、中高生から留学中の若いピアニストまで、さまざまな年齢層の生徒が受講いたします。近年は指揮者としても活躍する一方、ドイツのエッセンで教育活動にも熱心に取り組んでおられます。レッスンを特別に公開しますので、是非ご聴講ください。
亀井 聖矢(東京都 大1(飛び級入学))
神原 雅治(岐阜県 高2)
岸本 隆之介(北海道 高2)
国本 奈々(山口県 中3)
須藤 帆香(岐阜県 高3)
中瀬 智哉(富山県 中2)
八木 大輔(東京都 高1)
山﨑 夢叶(千葉県 中3)
渡辺 康太郎(愛知県 高1)
ダグ・アシャツ(スイス)
ブルース・ブルーベイカー(アメリカ)
エヴァ・クピーク(ポーランド)



仙台国際音楽コンクール審査のために久しぶりに来日される名教授、フランスのジャック・ルヴィエ先生の特別レッスンを公開いたします。フランス物だけでなく、ベートーヴェンやモーツァルトなどの古典的様式感から、ロマン派各作品の特徴づけ、近現代作品の的確な解釈など、どれを取っても世界最高レベルの音楽的内容を持ちながら、一方で、目の前の生徒一人ひとりの個性や達成度を瞬時につかみとり、もう一歩踏み出すために与える処方箋はどれも正確無比。総合的に極めてハイレベルな最高峰のピアノ指導のワンシーンをぜひこの機会にご聴講ください。
スウェーデン出身の名匠、ダグ・アシャツ先生のマスタークラスを開催いたします。先生は、スウェーデンのCDレーベル「BIS」への膨大な録音やストラヴィンスキー「春の祭典」のピアノ編曲などで知られますが、コルトーやアゴスティ、ペルルミュテールなど、歴史に名を遺す名ピアニストたちの指導を受け、バーンスタイン、チェリビダッケ、ヤンソンスら超一流の指揮者とも共演したマエストロです。昨年のマスタークラスが大好評につき、再びの開講となりました。また、教育にも情熱を注いでこられ、長くローザンヌで教鞭をとったほか、コモ湖国際ピアノアカデミーや中国の音楽祭などトップレベルの指導の場にも招かれています。貴重なこの機会のマスタークラスの聴講生を募集いたします。どうぞご参加ください。
2009年のピティナ&福田靖子賞選考会のほか、先日の浜松国際ピアノコンクールでも審査員に招かれた名ピアニスト、ディーナ・ヨッフェ先生の特別レッスンを開講します。日本にもたびたびお越しになり、多くの日本人ピアニストも指導してこられたヨッフェ先生。気さくで親しみやすいお人柄の一方で、レッスンにおいては正統的なロシアン・ピアニズムを受け継いだ、真摯で妥協を許さない音楽作りと美しく豊かな音作りで、緻密に音楽を設計されます。世界レベルの指導の最先端を、是非ご聴講ください。

