主催:公益財団法人 福田靖子賞基金
協力:桐朋学園大学、一般社団法人全日本ピアノ指導者協会
日時 | 2025年8月23日(土)10:00~ 8月24日(日)10:00~ |
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会場 | 桐朋学園大学 仙川キャンパス(東京) |
3教授×学生9名=27コマのレッスン聴き放題
- レッスン曲目、最終審査会演奏曲目は最終提出分です。
ライヒェルト先生 | シルマー先生 | シュトロッセ先生 |
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S402教室 | S333教室 | S302教室 |
8月23日(土) | ||
10:00~11:00 | ||
飯田 円
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原田 佐和子
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坂下 幸太郎
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11:15 ~ 12:15 | ||
岡部 那由多
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★2
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中山 裕稀
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昼休み | ||
13:15 ~ 14:15 | ||
木田 慎太郎
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安井 友理
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清木 悠矢
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14:30~15:30 | ||
坂下 幸太郎
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飯田 円
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原田 佐和子
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15:45~16:45 | ||
中山 裕稀
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岡部 那由多
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★3
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8月24日(日) | ||
10:00~11:00 | ||
清木 悠矢
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木田 慎太郎
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安井 友理
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11:15~12:15 | ||
原田 佐和子
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坂下 幸太郎
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飯田 円
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昼休み | ||
13:15~14:15 | ||
★1
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中山 裕稀
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岡部 那由多
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14:30~15:30 | ||
安井 友理
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清木 悠矢
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木田 慎太郎
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★1(ライヒェルト教授)
中島結里愛(高1)/ショパン:ポロネーズ第7番 変イ長調 Op.61 「幻想ポロネーズ」、ブラームス=シフラ:ハンガリー舞曲第5番(1957年版)(時間があれば)
★2(シルマー教授)
米田彩乃(高1)/メンデルスゾーン:幻想曲 嬰へ短調 Op.28 「スコットランド・ソナタ」、ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの3楽章
★3(シュトロッセ教授)
佐藤日向(中3)/ショパン:ポロネーズ第7番 変イ長調 Op.61 「幻想ポロネーズ」
※この枠の曲目・受講生は予告なく変更になる場合があります。
日時 | 8月26日(火) |
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会場 | 桐朋学園宗次ホール(桐朋学園大学 仙川キャンパス内) |
12:45-14:15 | 第1グループ(3名)審査 (1.清木悠矢/2.岡部那由多/3.原田佐和子) |
休憩 | |
14:35-16:05 | 第2グループ(3名)審査 (4.木田慎太郎/5.中山裕稀/6.飯田円) |
休憩 | |
16:25-17:25 | 第3グループ(2名)審査 (7.安井友理/8.坂下幸太郎) |
17:25-18:00 | 審査会議 |
18:00-18:30 | 結果発表・表彰式 |
応募多数のハイレベルな書類選考を通過した、日本の次代を担う中高生9名
- 五十音順
- 最終審査会の演奏順は、上記の最終審査会のタイムテーブルに記載しています。8月中旬に発表されたものです。

- ショパン:幻想曲 ヘ短調 Op.49
- ブラームス:創作主題による変奏曲 ニ長調 Op.21-1
- ドビュッシー:12のエチュード より 第8曲「装飾音のために」

- J.S.バッハ:トッカータ ハ短調 BWV911
- ラフマニノフ:エチュード「音の絵」 ハ短調 Op.39-1
- プロコフィエフ:ピアノソナタ第8番 変ロ長調 Op.84 「戦争ソナタ」第2、3楽章

- リスト:バラード第2番 ロ短調 S.171
- メシアン:「幼子イエスに注ぐ20のまなざし」より 第15曲「幼子イエスの口づけ」

- ベートーヴェン:ピアノソナタ第23番 ヘ短調 Op.57 「熱情」 第2、3楽章
- ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
- バルトーク:ピアノソナタ Sz.80 第1、3楽章

- ショパン:エチュード ヘ長調 Op.10-8
- ショパン:スケルツォ第4番 ホ長調 Op.54
- スクリャービン:ピアノソナタ第5番 Op.53

- ショパン:華麗なる変奏曲 変ロ長調 Op.12
- シューマン:アレグロ ロ短調 Op.8
- リスト:ハンガリー狂詩曲第8番 嬰へ短調 S.244/8
- プロコフィエフ:4つの小品 より 「悪魔的暗示」Op.4-4

- ショパン:スケルツォ第4番 ホ長調 Op.54
- シューマン:3つのロマンス Op.28 より 第2番 嬰ヘ長調
- ラフマニノフ:前奏曲 ト長調 Op.32-5
- プロコフィエフ:4つのエチュード Op.2

- ショパン:華麗なる変奏曲 変ロ長調 Op.12
- ラヴェル:組曲「クープランの墓」
演奏と指導の両面で世界をリードする最前線の教授陣が勢ぞろい



一般 | 4,000円 |
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ピティナ会員 | 3,000円 |
学生 | 2,000円 |
ピティナ学生会員 | 1,500円 |
一般 | 2,000円 |
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ピティナ会員 | 1,500円 |
学生 | 1,500円 |
ピティナ学生会員 | 1,000円 |
私は、1月20日から25日にかけて、韓国で行われたYeonchon MK International Piano Academy に参加しました。このアカデミーは、仁川空港から車で1時間くらいのところにある、ヨンチョンという小さな町で行われています。レッスンは、3人の先生のレッスンを受講して、その間にPEACEコンサートなどがあり、最後にコンクールが行われました。
ポンパバルディ先生のレッスンでは、バッハ平均律クラヴィーア曲集2巻第5番を見ていただきました。バロック様式の音楽で、キリシタン、宗教曲としてのバッハの音楽の精髄について深く解説していただきました。



ジニー先生のレッスンでは、シマノフスキが作り出した音楽のもつ、シンプルな強さや空虚感についてご指導いただきました。
ライフェルト先生のレッスンでは、ショパンのエチュードで同じようなものを毎回違うように弾かなくてはならない、ということは一体どういうものなのか、それはどのように表現すればならないのか、という点を教わりました。
アカデミー中に行われたコンクールでは、カテゴリーAでしたが(Bを希望しましたが、Aで受けなくてはならず)、シマノフスキの変奏曲で1位を獲得することができました。コンクール以外で、交流という面において自分が友達になった韓国人の中でものすごく秀でた才能のある人がいました。今回のアカデミーでは、同室に日本語の話せる韓国人がいて、大変ありがたかったのと同時に、韓国の音楽や芸術の事についてもたくさん話すことができました。
特に印象的だった出来事の1つに、漣川にいた韓国の友達の中には、ソウルの有名な英才院に行っている子達がいて会話をすることができ、良い刺激を受けました。



練習室は沢山あり、ほぼ24時間弾ける体制でしたがピアノのメーカーはよく分からない不思議なものだったり、状態がイマイチなものなど、日本と違っていて面白かったです。
韓国の冬はとてつもなく寒く、-5℃は当たり前でひどい時は-15℃くらいまで下がっていました。夜は考えられないくらい寒く、耳の感覚がわからなくなる時もあったりしました。しかしどうして、日本と同緯度なのにここまで寒いのか不思議で仕方ありませんでした。
空き時間では、海外の方(中国人や韓国人)のレッスンの聴講をしたり、海外の方々と交流し、弾き合い会を自主的に開催して演奏を聴きました。海外の方々のレッスンを受ける態度やマナーの違いや体を一切動かさない演奏スタイルなど奏法の違いを肌で感じることができました。日本でも生かすことができる新たな課題を見つけることができました。今回、親しくなれた韓国人、中国人の方々とまた、海外や国内の国際コンクールで再会出来ましたら嬉しいです。今後も精進していきます。本当にありがとうございました。


