久保山菜摘さん(第3回福田靖子賞選考会奨励賞)を、南米ペルーの数都市での国際交流コンサートのために派遣いたしました。久保山さんは、標高4000メートルを超える村の小学校へ鍵盤ハーモニカの寄贈するなど、かけがえのない貴重な経験をしてこられたようです。以下に充実したレポートと写真をいただいています。
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私は小学校の総合の授業で地雷除去のお話を聞き、日本では何不自由なく生活が出来るのに、何故世界では死と隣り合わせの国があるのだろうと疑問に思っていました。それをきっかけに自分が小さい頃からやっていたピアノで、チャリティコンサートを開き、募金活動をしてきました。その活動が今年で10年目を迎えます。
数年前にペルーの学校支援、またフォルクローレの音楽家を招聘してコンサート活動をされている山崎様と出会い、まだペルーでは貧富の差があること、学校にも通えない子どもたちがいること、また、鍵盤楽器がほとんど根付いていない国であるということなどをお聞きしました。
そのペルーで、クラシック音楽の演奏を届けてほしいと昨年お話を頂きました。
福田靖子賞基金の福田理事長、加藤様に活動内容のお話を聞いて頂き、福田靖子賞の奨学金から渡航費を出して頂けることになり、5月に2週間ほどペルーに行ってきました。 今まで海外はたくさん行ってきましたが、南米の地には始めて足を踏み入れました。
首都のリマでは、日系の80歳前後の元気なおじいちゃんおばあちゃんに演奏を聴いて頂き、とても楽しんで頂けました。アンコールにはふるさとを皆で歌い、とても温かい気持ちになりました。
そして翌日はリマ日本人小学校での演奏。日本での教育法を取り入れているため、ペルーで日本の雰囲気を味わえるという、貴重な体験が出来ました。とても楽しいひと時でした。
そして、後半は海抜から約3000mにあるクスコへ移動。富士山にも登ったことがない私は、高山病にならないか心配でしたが、体調を崩すことなく生活できました。
クスコから車で3時間程車で山道を登っていき、山崎様が建てられた海抜から4000メートルにある ウチジュク小学校にいってきました。
日本とは比べものにならない自然の雄大さ、緑のにおい、またアルパカや豚などが道を普通に歩いていることに驚きました。 到着すると、子どもたちに盛大に歓迎会をして頂きました。コンサートでは日本語からスペイン語、そして子供たちが話すケチャ語へと通訳。ほとんど聴くことのないクラシック音楽に、とても興味を持って聴いてくれました。
そして今回目玉であった、チャリティコンサートで寄付して頂いた鍵盤ハーモニカを約20台をプレゼントし、2日間授業を行いました。
日本では、小学校の低学年で使い終わった鍵盤ハーモニカは、処分されるか、押入れに眠ってしまうことが多いと思います。しかし、子どもたちは、初めて見る楽器に、目をキラキラさせ、とても喜んでいました。
リマにも数人しか調律師がいない程、鍵盤楽器が根付いていない国で、鍵盤ハーモニカをプレゼント出来たことはとても嬉しく思います。
今後も、もっと鍵盤楽器、クラシック音楽の素晴らしさを1人でも多くの方々に知って頂きたいです。
また、ペルーに支援活動をこれからも続けていく予定ですが、他の国にも視野を広げて活動をしていきたいです。
この度は福田靖子奨学金での援助、そしてたくさんの方々にご協力頂いたことで、貴重な経験がたくさんできたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
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私は小学校の総合の授業で地雷除去のお話を聞き、日本では何不自由なく生活が出来るのに、何故世界では死と隣り合わせの国があるのだろうと疑問に思っていました。それをきっかけに自分が小さい頃からやっていたピアノで、チャリティコンサートを開き、募金活動をしてきました。その活動が今年で10年目を迎えます。
数年前にペルーの学校支援、またフォルクローレの音楽家を招聘してコンサート活動をされている山崎様と出会い、まだペルーでは貧富の差があること、学校にも通えない子どもたちがいること、また、鍵盤楽器がほとんど根付いていない国であるということなどをお聞きしました。
そのペルーで、クラシック音楽の演奏を届けてほしいと昨年お話を頂きました。
福田靖子賞基金の福田理事長、加藤様に活動内容のお話を聞いて頂き、福田靖子賞の奨学金から渡航費を出して頂けることになり、5月に2週間ほどペルーに行ってきました。 今まで海外はたくさん行ってきましたが、南米の地には始めて足を踏み入れました。
首都のリマでは、日系の80歳前後の元気なおじいちゃんおばあちゃんに演奏を聴いて頂き、とても楽しんで頂けました。アンコールにはふるさとを皆で歌い、とても温かい気持ちになりました。
そして翌日はリマ日本人小学校での演奏。日本での教育法を取り入れているため、ペルーで日本の雰囲気を味わえるという、貴重な体験が出来ました。とても楽しいひと時でした。
そして、後半は海抜から約3000mにあるクスコへ移動。富士山にも登ったことがない私は、高山病にならないか心配でしたが、体調を崩すことなく生活できました。
クスコから車で3時間程車で山道を登っていき、山崎様が建てられた海抜から4000メートルにある ウチジュク小学校にいってきました。
日本とは比べものにならない自然の雄大さ、緑のにおい、またアルパカや豚などが道を普通に歩いていることに驚きました。 到着すると、子どもたちに盛大に歓迎会をして頂きました。コンサートでは日本語からスペイン語、そして子供たちが話すケチャ語へと通訳。ほとんど聴くことのないクラシック音楽に、とても興味を持って聴いてくれました。
そして今回目玉であった、チャリティコンサートで寄付して頂いた鍵盤ハーモニカを約20台をプレゼントし、2日間授業を行いました。
日本では、小学校の低学年で使い終わった鍵盤ハーモニカは、処分されるか、押入れに眠ってしまうことが多いと思います。しかし、子どもたちは、初めて見る楽器に、目をキラキラさせ、とても喜んでいました。
リマにも数人しか調律師がいない程、鍵盤楽器が根付いていない国で、鍵盤ハーモニカをプレゼント出来たことはとても嬉しく思います。
今後も、もっと鍵盤楽器、クラシック音楽の素晴らしさを1人でも多くの方々に知って頂きたいです。
また、ペルーに支援活動をこれからも続けていく予定ですが、他の国にも視野を広げて活動をしていきたいです。
この度は福田靖子奨学金での援助、そしてたくさんの方々にご協力頂いたことで、貴重な経験がたくさんできたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
2012年のピティナ全国決勝大会審査員で、世界有数のレベルを誇るエッパン国際ピアノアカデミーを主宰するアンドレア・ボナッタ先生の特別レッスンを公開します。自らが、イタリアのブゾーニ国際ピアノコンクールの審査委員長を長くつとめたほか、最近も、昨年のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール、5月のルービンシュタイン国際ピアノマスターコンクールの審査員を歴任するなど、世界の若手教育の最前線を行っておられます。また指揮者やロマン派レパートリーの研究家としても名高い、総合力の高い音楽家です。聴講者を限定募集しますので、是非、ご来聴ください。
日程:2014年6月26日(木)27日(金)時間割は下記
会場:<東音>ホール(ピティナ本部事務局内)(JR巣鴨駅南口徒歩すぐ)⇒ 地図
通訳:千田直子先生(英語)
主催:公益財団法人福田靖子賞基金
協力:ピティナ
聴講料:1日当たり3,000円(1日のうちではどの枠でもご覧いただけます)
受講生と曲目:下方に記載
★申込方法
メールタイトルを「ボナッタ先生レッスン聴講」とし、氏名、希望日(6/26or6/27or両日)、希望人数、メールアドレスまたは電話・ファックスを明記の上、メールをevent★piano.or.jp(★を@にかえてください)までお送りください。折り返しご連絡いたします。
★受講生と曲目
6月26日(木)
10:00- 菅原望(24歳、2012ピティナ特級グランプリ)
ハイドン:ピアノソナタ 変ホ長調 Hob.XVI/49
ドビュッシー:エチュード第5番「オクターブのための」
11:00- 中村芙悠子(21歳、2009福田靖子賞選考会優秀賞(第2位))
ショパン:ノクターン ロ長調 Op.62-1
ショパン:バラード第3番 変イ長調 Op.47
※直前で曲目が変更になりました。ご了承ください。
12:00- 本山麻優子(21歳、2011福田靖子賞選考会優秀賞(第2位))
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466
13:00-14:30 休憩
14:30- 杉本沙織(18歳、2013福田靖子賞選考会入選)
シューマン:ピアノソナタ第1番嬰ヘ短調 Op.11 第1楽章
15:30- 尾崎未空(18歳、2011福田靖子賞選考会優秀賞(第2位))
ハイドン:ピアノソナタ ニ長調 Hob.XVI/42
ショパン:ポロネーズ第7番変イ長調 Op.61 「幻想ポロネーズ」
16:30-16:45 休憩
16:45- 中村優似(18歳、2013ピティナG級銀賞、福田靖子賞選考会入選)
ショパン:バラード第4番ヘ短調 Op.52
17:45- 尾城杏奈(16歳、2013福田靖子賞入選)
ラヴェル:ラ・ヴァルス
18:45頃終了予定
6月27日(金)
11:00- 桑原志織(18歳、2013ピティナ特級銀賞・福田靖子賞選考会優秀賞(第2位))
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲Op.35 第2巻
12:00- 水本明莉(20歳、2010ピティナG級銀賞・2011福田靖子賞選考会入選)
ショパン:ピアノソナタ第3番 ロ短調 第1楽章、第4楽章 <この枠は通訳なし>
13:00-14:30 昼休憩
14:30- 平間今日志郎(16歳、2012ピティナJr.G級金賞・2013福田靖子賞選考会入選)
ショパン:エチュード イ短調 Op.25-11 「木枯らし」
シューベルト:幻想曲 ハ長調 D.605A(グラーツの幻想曲)
15:30- 山崎亮汰(15歳、2013福田靖子賞選考会福田靖子賞(第1位))
ショパン:スケルツォ第4番 ホ長調 Op.54
16:30-16:45 休憩
16:45- 小林海都(18歳、2013福田靖子賞選考会奨励賞(第3位))
シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17 第1楽章
17:45- 阪田知樹(20歳、2009福田靖子賞選考会福田靖子賞(第1位)、2011ピティナ特級グランプリ)
ショパン:エチュード イ短調 Op.10-2
ベートーヴェン:ピアノソナタ第26番変ホ長調 Op.81a 「告別」 <この枠は通訳なし>
18:45頃終了予定
※曲目および受講生は、都合により予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承下さい。
※時間は、進行によって多少前後することがあります。
日程:2014年6月26日(木)27日(金)時間割は下記
会場:<東音>ホール(ピティナ本部事務局内)(JR巣鴨駅南口徒歩すぐ)⇒ 地図
通訳:千田直子先生(英語)
主催:公益財団法人福田靖子賞基金
協力:ピティナ
聴講料:1日当たり3,000円(1日のうちではどの枠でもご覧いただけます)
受講生と曲目:下方に記載
★申込方法
メールタイトルを「ボナッタ先生レッスン聴講」とし、氏名、希望日(6/26or6/27or両日)、希望人数、メールアドレスまたは電話・ファックスを明記の上、メールをevent★piano.or.jp(★を@にかえてください)までお送りください。折り返しご連絡いたします。
★受講生と曲目
6月26日(木)
10:00- 菅原望(24歳、2012ピティナ特級グランプリ)
ハイドン:ピアノソナタ 変ホ長調 Hob.XVI/49
ドビュッシー:エチュード第5番「オクターブのための」
11:00- 中村芙悠子(21歳、2009福田靖子賞選考会優秀賞(第2位))
ショパン:ノクターン ロ長調 Op.62-1
ショパン:バラード第3番 変イ長調 Op.47
※直前で曲目が変更になりました。ご了承ください。
12:00- 本山麻優子(21歳、2011福田靖子賞選考会優秀賞(第2位))
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466
13:00-14:30 休憩
14:30- 杉本沙織(18歳、2013福田靖子賞選考会入選)
シューマン:ピアノソナタ第1番嬰ヘ短調 Op.11 第1楽章
15:30- 尾崎未空(18歳、2011福田靖子賞選考会優秀賞(第2位))
ハイドン:ピアノソナタ ニ長調 Hob.XVI/42
ショパン:ポロネーズ第7番変イ長調 Op.61 「幻想ポロネーズ」
16:30-16:45 休憩
16:45- 中村優似(18歳、2013ピティナG級銀賞、福田靖子賞選考会入選)
ショパン:バラード第4番ヘ短調 Op.52
17:45- 尾城杏奈(16歳、2013福田靖子賞入選)
ラヴェル:ラ・ヴァルス
18:45頃終了予定
6月27日(金)
11:00- 桑原志織(18歳、2013ピティナ特級銀賞・福田靖子賞選考会優秀賞(第2位))
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲Op.35 第2巻
12:00- 水本明莉(20歳、2010ピティナG級銀賞・2011福田靖子賞選考会入選)
ショパン:ピアノソナタ第3番 ロ短調 第1楽章、第4楽章 <この枠は通訳なし>
13:00-14:30 昼休憩
14:30- 平間今日志郎(16歳、2012ピティナJr.G級金賞・2013福田靖子賞選考会入選)
ショパン:エチュード イ短調 Op.25-11 「木枯らし」
シューベルト:幻想曲 ハ長調 D.605A(グラーツの幻想曲)
15:30- 山崎亮汰(15歳、2013福田靖子賞選考会福田靖子賞(第1位))
ショパン:スケルツォ第4番 ホ長調 Op.54
16:30-16:45 休憩
16:45- 小林海都(18歳、2013福田靖子賞選考会奨励賞(第3位))
シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17 第1楽章
17:45- 阪田知樹(20歳、2009福田靖子賞選考会福田靖子賞(第1位)、2011ピティナ特級グランプリ)
ショパン:エチュード イ短調 Op.10-2
ベートーヴェン:ピアノソナタ第26番変ホ長調 Op.81a 「告別」 <この枠は通訳なし>
18:45頃終了予定
※曲目および受講生は、都合により予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承下さい。
※時間は、進行によって多少前後することがあります。
5月8日(木)、ラ・フォル・ジュルネ等でも数々の名演を残して日本での知名度を徐々に上げている、フランスの名匠、ジャン=クロード・ペヌティエ先生によるマスタークラスが、トッパンホールにて行われました(共催:トッパンホール)。翌9日(金)に行われるペヌティエ先生のリサイタルの曲目をレッスン曲目に取り上げた、特別な機会です。
どの受講生にも、ペヌティエ先生は、音楽家としての視点の持ち方を真摯に語りかけてくださり、それぞれの作曲家の時間や空間の捉え方を、情熱と知性をもって解き明かしてくださいました。
受講生である当財団の奨学生、中村優似さん、桑原志織さん、鯛中卓也さんも、その音楽への姿勢に大きな刺激を受けたようです。
どの受講生にも、ペヌティエ先生は、音楽家としての視点の持ち方を真摯に語りかけてくださり、それぞれの作曲家の時間や空間の捉え方を、情熱と知性をもって解き明かしてくださいました。
受講生である当財団の奨学生、中村優似さん、桑原志織さん、鯛中卓也さんも、その音楽への姿勢に大きな刺激を受けたようです。
崎谷明弘さん(第2回福田靖子賞選考会優秀賞第一席(第2位))が、スペインで行われていた第56回ハエン賞国際ピアノコンクールで優勝、合わせて聴衆賞・スペイン音楽特別賞を受賞しました。
崎谷さんは高校卒業後、パリ国立高等音楽院に留学してジャック・ルヴィエ氏に師事。現在は、東京芸術大学大学院に在籍して、迫昭嘉氏に師事しながら、活発な演奏活動を行っています。
日本人の優勝は、師匠の迫昭嘉氏ら4名のみ。1998年の青柳晋氏(現・東京芸大准教授)以来16年ぶりの快挙となりました。
(C)Jose Maria Ortega "Sitoh" / Diputacion de Jaen
◆コンクール公式サイト Concurso Internacional de Piano Premio 'Jaen'
◆崎谷さんのコメント
「このような歴史ある大きなコンクールで優勝することが出来、感無量で、まだ実感が湧いてきません。先生や大学、家族、友人、そして生徒達の温かいサポートに心から感謝しています。自分が今ここに立っていられるのは、彼らの力のおかげです。また、楽器会社さんやレコード会社さんの惜しみない支援にも感謝の言葉が見つかりません。
尊敬する先生と同じ舞台で同じ賞を頂けたこともとても名誉に思います。まだ自分はまだ師匠の足下にも及びませんが、将来音楽業界に恩返しが出来るように頑張って参りたいと思います。
これからは日本はもちろん、世界に通用するピアニストを目指し、活動して行きたいと思います。また次代につなげられるように、教育活動も勉強します。
この度は本当にありがとうございました。」
◆崎谷明弘(さきや・あきひろ) 6歳よりピアノを始める。ヤマハマスターコース、県立西宮高校音楽科を修了後、渡仏し、国立パリ高等音楽院にて入学時から卒業時まで満場一致の首席の成績を修める。ピティナ・ピアノコンペティションにおいてD級金賞・特級銀賞、福田靖子賞選考会優秀賞第一席(第2位)、日本音楽コンクール第3位をはじめとする国内コンクールに上位入賞、全日本学生音楽コンクール、カラブリア国際ピアノコンクール、リヨン国際ピアノコンクールで優勝を果たし、2013年には第59回ブゾーニ国際ピアノコンクールにて1位なしの第3位に入賞する。近年は欧州と日本を中心に精力的な演奏活動を展開。大阪交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、ハイドンオーケストラ等と競演多数。現在東京藝術大学修士課程在籍。これまでに渡辺純子、鳥居知行、クラウディオ・ソアレス、荒木美佳、ジャック・ルヴィエ、迫昭嘉の各氏に師事。1988年10月16日生、神戸市出身、千葉県千葉市在住。
崎谷さんは高校卒業後、パリ国立高等音楽院に留学してジャック・ルヴィエ氏に師事。現在は、東京芸術大学大学院に在籍して、迫昭嘉氏に師事しながら、活発な演奏活動を行っています。
日本人の優勝は、師匠の迫昭嘉氏ら4名のみ。1998年の青柳晋氏(現・東京芸大准教授)以来16年ぶりの快挙となりました。
(C)Jose Maria Ortega "Sitoh" / Diputacion de Jaen
◆コンクール公式サイト Concurso Internacional de Piano Premio 'Jaen'
◆崎谷さんのコメント
「このような歴史ある大きなコンクールで優勝することが出来、感無量で、まだ実感が湧いてきません。先生や大学、家族、友人、そして生徒達の温かいサポートに心から感謝しています。自分が今ここに立っていられるのは、彼らの力のおかげです。また、楽器会社さんやレコード会社さんの惜しみない支援にも感謝の言葉が見つかりません。
尊敬する先生と同じ舞台で同じ賞を頂けたこともとても名誉に思います。まだ自分はまだ師匠の足下にも及びませんが、将来音楽業界に恩返しが出来るように頑張って参りたいと思います。
これからは日本はもちろん、世界に通用するピアニストを目指し、活動して行きたいと思います。また次代につなげられるように、教育活動も勉強します。
この度は本当にありがとうございました。」
◆崎谷明弘(さきや・あきひろ) 6歳よりピアノを始める。ヤマハマスターコース、県立西宮高校音楽科を修了後、渡仏し、国立パリ高等音楽院にて入学時から卒業時まで満場一致の首席の成績を修める。ピティナ・ピアノコンペティションにおいてD級金賞・特級銀賞、福田靖子賞選考会優秀賞第一席(第2位)、日本音楽コンクール第3位をはじめとする国内コンクールに上位入賞、全日本学生音楽コンクール、カラブリア国際ピアノコンクール、リヨン国際ピアノコンクールで優勝を果たし、2013年には第59回ブゾーニ国際ピアノコンクールにて1位なしの第3位に入賞する。近年は欧州と日本を中心に精力的な演奏活動を展開。大阪交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、ハイドンオーケストラ等と競演多数。現在東京藝術大学修士課程在籍。これまでに渡辺純子、鳥居知行、クラウディオ・ソアレス、荒木美佳、ジャック・ルヴィエ、迫昭嘉の各氏に師事。1988年10月16日生、神戸市出身、千葉県千葉市在住。
3月21日22日の2日間、ザルツブルクとベルリンで教鞭をとる、おなじみのジャック・ルヴィエ先生によるマスタークラスが行われ、財団奨学生11名を含む12名がレッスンを受講しました。ルヴィエ先生のレッスンは、いつも、的確に生徒の現状と資質を見抜き、そこに短期的な対策を施しながら、その先にある音楽の魅力を明確に指し示してくださり、今回も多くの受講生・聴講生がたくさんのヒントを頂きました。常に世界の音楽教育の最先端を走り続けるルヴィエ先生のレッスンと情熱に、改めて、大きな刺激と勇気をいただいた2日間となりました。
毎年、素晴らしいマスタークラスをピティナ入賞者のために実施してくださる、フランスの名教授、ジャック・ルヴィエ先生が、今年もまたレッスンにいらしてくださいます。あらゆるレパートリーに、瞬時に的確なアドバイスをおくる、世界最高レベルのレッスンを公開します。聴講者を限定募集しますので、是非、ご来聴ください。
日程:2014年3月21日(金・祝)22日(土) 時間割は下記
会場:<東音>ホール(ピティナ本部事務局内)(JR巣鴨駅南口徒歩すぐ)⇒ 地図
通訳:藤本優子先生(フランス語)
主催:公益財団法人福田靖子賞基金
協力:ピティナ
聴講料:1日当たり3,000円(1日のうちではどの枠でもご覧いただけます)
受講生と曲目:下方に記載
★申込方法
メールタイトルを「ルヴィエ先生レッスン聴講」とし、氏名、希望日(3/21or3/22or両日)、希望人数、メールアドレスまたは電話・ファックスを明記の上、メールをevent★piano.or.jp(★を@にかえてください)までお送りください。折り返しご連絡いたします。
★受講生と曲目
3月21日(金・祝)
10:30- 中村芙悠子(21歳、2009福田靖子賞選考会優秀賞(第2位))
ショパン:24の前奏曲 Op.28
11:40- 中川真耶加(20歳、2011ピティナ特級ファイナリスト・福田靖子賞入選)
ショパン:即興曲第3番 変ト長調 Op.51
ショパン:ピアノソナタ第3番ロ短調 Op.58
※当初の発表から受講曲目が変更になりました。ご了承ください。
12:40-14:00 休憩
14:00- 尾城杏奈(16歳、2013福田靖子賞選考会入選)
ラヴェル:ラ・ヴァルス
15:10- 杉本沙織(17歳、2013福田靖子賞選考会入選)
ショパン:スケルツォ第4番ホ長調 Op.54
16:10-16:30 休憩
16:30- 中村優似(18歳、2013ピティナG級銀賞、福田靖子賞選考会入選)
ヴェルディ=リスト:「アイーダ」から神前の踊りと終幕の二重唱 S.436
17:40- 桑原志織(18歳、2013ピティナ特級銀賞、福田靖子賞選考会優秀賞(第2位))
リスト:スペイン狂詩曲 S.254
18:40頃終了予定
3月22日(土)
10:30- 小塩真愛(23歳、2007福田靖子賞選考会奨励賞)
ラヴェル:ラ・ヴァルス
※当初の発表から受講曲目が変更になりました。ご了承ください。
11:40- 小林海都(18歳、2013福田靖子賞選考会奨励賞(第3位))
フランク:プレリュード、コラールとフーガ ロ短調
12:40-14:00 昼休憩
14:00- 平間今日志郎(16歳、2012ピティナJr.G級金賞・2013福田靖子賞選考会入選)
リスト:パガニーニによる大練習曲第3番 嬰ト短調 S.141-3 「ラ・カンパネラ」
ラヴェル:「鏡」より「道化師の朝の歌」
15:10- 東海林茉奈(17歳、2012ピティナG級銅賞・2013福田靖子賞選考会奨励賞(第3位))
ベートーヴェン:ピアノソナタ第31番変イ長調 Op.110
16:10-16:30 休憩
16:30- 太田糸音(14歳、2013ピティナF級金賞)
ベートーヴェン:ピアノソナタ第11番変ロ長調 Op.22 第1楽章(、第2楽章)
17:40- 木村友梨香(20歳、2009福田靖子賞選考会奨励賞・2012ピティナ特級ファイナリスト)
ショパン:エチュード イ短調 Op.25-11「木枯らし」
リスト:グノーの歌劇「ファウスト」のワルツ S.407
※当初の発表から受講曲目が変更になりました。ご了承ください。
18:40頃終了予定
※曲目および受講生は、都合により予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承下さい。
※時間は、進行によって多少前後することがあります。
日程:2014年3月21日(金・祝)22日(土) 時間割は下記
会場:<東音>ホール(ピティナ本部事務局内)(JR巣鴨駅南口徒歩すぐ)⇒ 地図
通訳:藤本優子先生(フランス語)
主催:公益財団法人福田靖子賞基金
協力:ピティナ
聴講料:1日当たり3,000円(1日のうちではどの枠でもご覧いただけます)
受講生と曲目:下方に記載
★申込方法
メールタイトルを「ルヴィエ先生レッスン聴講」とし、氏名、希望日(3/21or3/22or両日)、希望人数、メールアドレスまたは電話・ファックスを明記の上、メールをevent★piano.or.jp(★を@にかえてください)までお送りください。折り返しご連絡いたします。
★受講生と曲目
3月21日(金・祝)
10:30- 中村芙悠子(21歳、2009福田靖子賞選考会優秀賞(第2位))
ショパン:24の前奏曲 Op.28
11:40- 中川真耶加(20歳、2011ピティナ特級ファイナリスト・福田靖子賞入選)
ショパン:即興曲第3番 変ト長調 Op.51
ショパン:ピアノソナタ第3番ロ短調 Op.58
※当初の発表から受講曲目が変更になりました。ご了承ください。
12:40-14:00 休憩
14:00- 尾城杏奈(16歳、2013福田靖子賞選考会入選)
ラヴェル:ラ・ヴァルス
15:10- 杉本沙織(17歳、2013福田靖子賞選考会入選)
ショパン:スケルツォ第4番ホ長調 Op.54
16:10-16:30 休憩
16:30- 中村優似(18歳、2013ピティナG級銀賞、福田靖子賞選考会入選)
ヴェルディ=リスト:「アイーダ」から神前の踊りと終幕の二重唱 S.436
17:40- 桑原志織(18歳、2013ピティナ特級銀賞、福田靖子賞選考会優秀賞(第2位))
リスト:スペイン狂詩曲 S.254
18:40頃終了予定
3月22日(土)
10:30- 小塩真愛(23歳、2007福田靖子賞選考会奨励賞)
ラヴェル:ラ・ヴァルス
※当初の発表から受講曲目が変更になりました。ご了承ください。
11:40- 小林海都(18歳、2013福田靖子賞選考会奨励賞(第3位))
フランク:プレリュード、コラールとフーガ ロ短調
12:40-14:00 昼休憩
14:00- 平間今日志郎(16歳、2012ピティナJr.G級金賞・2013福田靖子賞選考会入選)
リスト:パガニーニによる大練習曲第3番 嬰ト短調 S.141-3 「ラ・カンパネラ」
ラヴェル:「鏡」より「道化師の朝の歌」
15:10- 東海林茉奈(17歳、2012ピティナG級銅賞・2013福田靖子賞選考会奨励賞(第3位))
ベートーヴェン:ピアノソナタ第31番変イ長調 Op.110
16:10-16:30 休憩
16:30- 太田糸音(14歳、2013ピティナF級金賞)
ベートーヴェン:ピアノソナタ第11番変ロ長調 Op.22 第1楽章(、第2楽章)
17:40- 木村友梨香(20歳、2009福田靖子賞選考会奨励賞・2012ピティナ特級ファイナリスト)
ショパン:エチュード イ短調 Op.25-11「木枯らし」
リスト:グノーの歌劇「ファウスト」のワルツ S.407
※当初の発表から受講曲目が変更になりました。ご了承ください。
18:40頃終了予定
※曲目および受講生は、都合により予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承下さい。
※時間は、進行によって多少前後することがあります。
3月5日(水)、2013年夏の福田靖子賞選考会にも招聘した、英国ギルドホール音楽演劇学校ピアノ科主任教授のロナン・オホラ先生をお招きし、マスタークラスを開講しました。
オホラ先生のレッスンは、音楽を解釈・勉強する際にいつでも応用できるヒントに満ちており、作曲家の特徴や調性のキャラクター、レガートやハーモニーの構築において耳をいかに使うかということ(その意識付けだけでどれほど音が変わるかということ)を、ひとつひとつ丁寧に教えてくださいます。6名すべてのレパートリーを、完全にご自分のレパートリーとして見事に弾きこなせるところも説得力に満ちており、実際に、素晴らしい演奏で示してくださるので、受講生にも分かりやすくメッセージが伝わっていきます。
コンクール等を間近に控えた受講生たちにとって、再度、演奏する際の原点に立ち返らせてくださるようなマスタークラスとなりました。
オホラ先生のレッスンは、音楽を解釈・勉強する際にいつでも応用できるヒントに満ちており、作曲家の特徴や調性のキャラクター、レガートやハーモニーの構築において耳をいかに使うかということ(その意識付けだけでどれほど音が変わるかということ)を、ひとつひとつ丁寧に教えてくださいます。6名すべてのレパートリーを、完全にご自分のレパートリーとして見事に弾きこなせるところも説得力に満ちており、実際に、素晴らしい演奏で示してくださるので、受講生にも分かりやすくメッセージが伝わっていきます。
コンクール等を間近に控えた受講生たちにとって、再度、演奏する際の原点に立ち返らせてくださるようなマスタークラスとなりました。
2014年3月1日(土)、エコールノルマル音楽院教授でピアニストの、ヴェロニク・ボンヌカーズ先生のマスタークラスを行いました。
ピアニストとしても、ロマン派を中心に広いレパートリーを持つボンヌカーズ先生のレッスンは、実演への示唆に富み、またどの生徒にも、良いところや個性をさらに伸ばす方向に手助けするアイデアを次々に提供してくださり、充実したマスタークラスとなりました。コンクールを間近に控えた受講生もおり、とても良い刺激となったようです。
ピアニストとしても、ロマン派を中心に広いレパートリーを持つボンヌカーズ先生のレッスンは、実演への示唆に富み、またどの生徒にも、良いところや個性をさらに伸ばす方向に手助けするアイデアを次々に提供してくださり、充実したマスタークラスとなりました。コンクールを間近に控えた受講生もおり、とても良い刺激となったようです。
昨年、ピティナ全国決勝大会及び福田靖子賞選考会の審査にお迎えし、高度な演奏をまじえた素晴らしいレッスンとお人柄で絶賛を集めたイギリス、ギルドホール音楽演劇学校のピアノ科主任教授、ロナン・オホラ先生の公開レッスンを開講いたします。世界中での幅広い演奏活動、国際コンクールの審査やマスタークラスなど、、世界各地で活躍されている名教授です。聴講者を限定募集しますので、是非、ご来聴ください。
日程:2014年3月5日(水) 時間割は下記
会場:<東音>ホール(ピティナ本部事務局内)(JR巣鴨駅南口徒歩すぐ)⇒ 地図
通訳:千田直子先生(英語) ※ただし後半3枠は通訳なし
主催:公益財団法人福田靖子賞基金
協力:ピティナ
聴講料:3,000円(1日のうちではどの枠でもご覧いただけます)
受講生と曲目:下方に記載
★申込方法
メールタイトルを「3/5オホラ先生レッスン聴講」とし、氏名、希望人数、メールアドレスまたは電話・ファックスを明記の上、メールをevent★piano.or.jp(★を@にかえてください)までお送りください。折り返しご連絡いたします。
★受講生と曲目
11:00- 水谷桃子 (22歳、2008ピティナ特級準金賞)
ベートーヴェン:ピアノソナタ第6番ヘ長調 Op.10-2
ショパン:マズルカ第41番 嬰ハ短調 Op.63-3
※受講生の希望により2曲目が変更になりました。ご了承ください。
12:00- 仁田原祐 (23歳、2008ピティナG級金賞)
ブラームス:幻想曲集 Op.116
13:00-14:00 休憩
14:00- 久保山菜摘 (21歳、2009福田靖子賞選考会奨励賞)
ベートーヴェン:ピアノソナタ第23番 ヘ短調 Op.57 「熱情」
15:00- リード希亜奈(19歳、2011ピティナG級銀賞)
ラフマニノフ:前奏曲 変ホ長調 Op.23-6
ベートーヴェン:ピアノソナタ第30番ホ長調 Op.109 ※この枠は通訳なしです
16:00-16:15 休憩
16:15- 今田篤(23歳、2010ピティナ特級銀賞)
シューマン:交響的練習曲 Op.13 ※この枠は通訳なしです
17:15- 鯛中卓也 (25歳、2013ピティナ特級銅賞)
フランク:プレリュード、コラールとフーガ ロ短調 ※この枠は通訳なしです
18:15頃終了予定
※曲目および受講生は、都合により予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承下さい。
※時間は、進行によって多少前後することがあります。
日程:2014年3月5日(水) 時間割は下記
会場:<東音>ホール(ピティナ本部事務局内)(JR巣鴨駅南口徒歩すぐ)⇒ 地図
通訳:千田直子先生(英語) ※ただし後半3枠は通訳なし
主催:公益財団法人福田靖子賞基金
協力:ピティナ
聴講料:3,000円(1日のうちではどの枠でもご覧いただけます)
受講生と曲目:下方に記載
★申込方法
メールタイトルを「3/5オホラ先生レッスン聴講」とし、氏名、希望人数、メールアドレスまたは電話・ファックスを明記の上、メールをevent★piano.or.jp(★を@にかえてください)までお送りください。折り返しご連絡いたします。
★受講生と曲目
11:00- 水谷桃子 (22歳、2008ピティナ特級準金賞)
ベートーヴェン:ピアノソナタ第6番ヘ長調 Op.10-2
ショパン:マズルカ第41番 嬰ハ短調 Op.63-3
※受講生の希望により2曲目が変更になりました。ご了承ください。
12:00- 仁田原祐 (23歳、2008ピティナG級金賞)
ブラームス:幻想曲集 Op.116
13:00-14:00 休憩
14:00- 久保山菜摘 (21歳、2009福田靖子賞選考会奨励賞)
ベートーヴェン:ピアノソナタ第23番 ヘ短調 Op.57 「熱情」
15:00- リード希亜奈(19歳、2011ピティナG級銀賞)
ラフマニノフ:前奏曲 変ホ長調 Op.23-6
ベートーヴェン:ピアノソナタ第30番ホ長調 Op.109 ※この枠は通訳なしです
16:00-16:15 休憩
16:15- 今田篤(23歳、2010ピティナ特級銀賞)
シューマン:交響的練習曲 Op.13 ※この枠は通訳なしです
17:15- 鯛中卓也 (25歳、2013ピティナ特級銅賞)
フランク:プレリュード、コラールとフーガ ロ短調 ※この枠は通訳なしです
18:15頃終了予定
※曲目および受講生は、都合により予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承下さい。
※時間は、進行によって多少前後することがあります。
パリの名門、エコールノルマル音楽院にて教鞭をとるピアニスト、ヴェロニク・ボンヌカーズ先生が、特別マスタークラスを開講してくださいます。ロマン派作品やフランス物を中心に、旺盛な演奏活動で高い評価を得るボンヌカーズ先生。近年は、頻繁に来日し、コンサートやマスタークラスで定評を得ています。聴講者を限定募集しますので、是非、ご来聴ください。
日程:2014年3月1日(土) 時間割は下記
会場:<東音>ホール(ピティナ本部事務局内)(JR巣鴨駅南口徒歩すぐ)⇒ 地図
通訳:藤本優子先生(フランス語)
主催:公益財団法人福田靖子賞基金
協力:ピティナ
聴講料:3,000円(1日のうちではどの枠でもご覧いただけます)
受講生と曲目:下方に記載
★申込方法
メールにて、氏名、希望枚数、ご連絡先(メールアドレスorファックス)をご記入のうえ、タイトルを「ボンヌカーズ先生レッスン聴講」として、event★piano.or.jp(★を@にかえてください)までお送り下さい。折り返しご連絡いたします。
★受講生と曲目
11:00- 片田愛理 (21歳、2007第3回福田靖子賞選考会入選)
セヴラック:「休暇の日々」第2集より「二人の騎兵 -時代遅れのスタイルの危険のないカノン-」
ブラームス:3つの間奏曲 Op.117
12:00- 木村友梨香(20歳、2009第4回福田靖子賞選考会奨励賞/2012ピティナ特級ファイナリスト)
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 Op.35
13:00-14:00 休憩
14:00- 水谷桃子(23歳、2008ピティナ特級準金賞)
ラフマニノフ:コレルリの主題による変奏曲 Op.42
15:00- 遠藤詩子 (15歳、2012ピティナF級銀賞)
リスト:巡礼の年第2年への追加「ヴェネツィアとナポリ」より 「タランテラ」
ショパン:エチュード ハ長調 Op.10-1
16:00-16:15 休憩
16:15- 菅原 望 (23歳、2012ピティナ特級グランプリ)
ワーグナー=リスト:イゾルデの愛の死 S.447
リスト:ハンガリー狂詩曲第8番 嬰ヘ短調 S.244-8
17:15- 鐵百合奈(21歳、2011ピティナG級銅賞)
ショパン:ピアノソナタ第2番変ロ短調Op.35「葬送」、エチュード イ短調 Op.10-2
18:15頃終了予定
※曲目および受講生は、都合により予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承下さい。
※時間は、進行によって多少前後することがあります。
日程:2014年3月1日(土) 時間割は下記
会場:<東音>ホール(ピティナ本部事務局内)(JR巣鴨駅南口徒歩すぐ)⇒ 地図
通訳:藤本優子先生(フランス語)
主催:公益財団法人福田靖子賞基金
協力:ピティナ
聴講料:3,000円(1日のうちではどの枠でもご覧いただけます)
受講生と曲目:下方に記載
★申込方法
メールにて、氏名、希望枚数、ご連絡先(メールアドレスorファックス)をご記入のうえ、タイトルを「ボンヌカーズ先生レッスン聴講」として、event★piano.or.jp(★を@にかえてください)までお送り下さい。折り返しご連絡いたします。
★受講生と曲目
11:00- 片田愛理 (21歳、2007第3回福田靖子賞選考会入選)
セヴラック:「休暇の日々」第2集より「二人の騎兵 -時代遅れのスタイルの危険のないカノン-」
ブラームス:3つの間奏曲 Op.117
12:00- 木村友梨香(20歳、2009第4回福田靖子賞選考会奨励賞/2012ピティナ特級ファイナリスト)
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 Op.35
13:00-14:00 休憩
14:00- 水谷桃子(23歳、2008ピティナ特級準金賞)
ラフマニノフ:コレルリの主題による変奏曲 Op.42
15:00- 遠藤詩子 (15歳、2012ピティナF級銀賞)
リスト:巡礼の年第2年への追加「ヴェネツィアとナポリ」より 「タランテラ」
ショパン:エチュード ハ長調 Op.10-1
16:00-16:15 休憩
16:15- 菅原 望 (23歳、2012ピティナ特級グランプリ)
ワーグナー=リスト:イゾルデの愛の死 S.447
リスト:ハンガリー狂詩曲第8番 嬰ヘ短調 S.244-8
17:15- 鐵百合奈(21歳、2011ピティナG級銅賞)
ショパン:ピアノソナタ第2番変ロ短調Op.35「葬送」、エチュード イ短調 Op.10-2
18:15頃終了予定
※曲目および受講生は、都合により予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承下さい。
※時間は、進行によって多少前後することがあります。
2014年5月8日(木)18:30~(18:15開場/20:30終演予定)
- 出演
- ジャン=クロード・ペヌティエ(フランス語通訳:藤本優子)
- 会場
- トッパンホール(東京・飯田橋/アクセス)
- 料金
- 一般 3,000円/学生 1,500円 全自由席
- ※トッパンホールクラブ会員/〈ジャン=クロード・ペヌティエ〉公演 チケット購入者:1,500円
- ※学生の皆様には、是非、5/9(金)19時開演の演奏会と合わせてお聞きいただきたく、演奏会とのセット券を、4,500円⇒特別価格3,500円(席数限定)でご用意いたします。申込の際にお申し出下さい。
現代における「真の巨匠」として多大な注目を集めるピアニスト、ジャン=クロード・ペヌティエが5月に来日し、ショパン、フォーレ、オアナ、そしてシューベルトのプログラムで多様な音色、新たな美を聴かせてくれます。(⇒5/9のコンサートについてはこちら)
トッパンホールと福田靖子賞基金の特別企画として、公演前日、教師としても名高い彼によるマスタークラスを、未来を担う日本の若い音楽家のために開催いたします。聴く人のこころに自然と入り込みながら、深く、多彩な音色を紡ぎ出す美しいピアニズムは、どのような視点から生まれ、そして心打つ音楽へと育まれるのか。公演と同楽曲での公開レッスンを通して彼の世界観、音楽を言葉で体感していただける貴重な機会となります。皆さまのお越しをお待ちしております。
トッパンホールと福田靖子賞基金の特別企画として、公演前日、教師としても名高い彼によるマスタークラスを、未来を担う日本の若い音楽家のために開催いたします。聴く人のこころに自然と入り込みながら、深く、多彩な音色を紡ぎ出す美しいピアニズムは、どのような視点から生まれ、そして心打つ音楽へと育まれるのか。公演と同楽曲での公開レッスンを通して彼の世界観、音楽を言葉で体感していただける貴重な機会となります。皆さまのお越しをお待ちしております。
受講生
チケットのお申し込み・お問い合わせ
公財)福田靖子賞基金 / ピティナ (担当:加藤)
TEL03-3944-1583 / FAX 03-3944-8838 / Email event★piano.or.jp(★を@にかえてください)
TEL03-3944-1583 / FAX 03-3944-8838 / Email event★piano.or.jp(★を@にかえてください)
お申込みは、氏名、メールアドレス、希望枚数・券種(一般/学生)を明記して、
event★piano.or.jp(★を@にかえてください)までメールをお送りください。
折り返し入金方法をお知らせします
event★piano.or.jp(★を@にかえてください)までメールをお送りください。
折り返し入金方法をお知らせします
12月7日(土)、トッパンホールと当財団との共催で行われた、世界的なフォルテピアノ奏者、アンドレアス・シュタイアー氏によるマスタークラス「ピアノで弾くバッハの魅力」の詳細レポートが、音楽ジャーナリスト菅野恵理子氏による執筆で、ピティナのウェブサイトに公開されました。当財団奨学生から、尾崎未空さん(第5回優秀賞)がモデル受講生として素晴らしい演奏を披露し、シュタイアー氏のレッスンを受講いたしました。
レポートはこちら
Vol.1 / Vol.2
レポートはこちら
Vol.1 / Vol.2
片田愛理さん(第4回選考会入選)が、東京及び岩手県陸前高田市とベトナムのハノイとで計7回行われた「日本ベトナム・フェスティバル」の演奏会に出演し、ベトナムのピアニストNguyen Binh Anhさん、この会を企画したピアニストの樋口あゆ子さんと共演しました。福田靖子賞基金では、この派遣を助成いたしました。
片田さんより感想をいただいています。

「今回ベトナムで初めて演奏をするということで、とても楽しみにしていました。発展途上国ということもあり、慣れないピアノで演奏するなんて機会もありましたが、そんな状況にどう対処するかという勉強にもなり、ベトナムの聴衆の方もとてもあたたかく応援してくれました。
また、ベトナムは日本語を勉強している方が沢山いるので日本語で一生懸命話しかけてくださったり、私の話す日本語に相槌をうってくれたり、笑ったりしてくれたことがとても嬉しかったです。
この先もどんどんと音楽を通してベトナムと日本の仲を深めていって、お互いに支え合う関係になれれば、素敵だと思います。そんな企画に携われた事を幸せに思います。」
片田さんより感想をいただいています。


また、ベトナムは日本語を勉強している方が沢山いるので日本語で一生懸命話しかけてくださったり、私の話す日本語に相槌をうってくれたり、笑ったりしてくれたことがとても嬉しかったです。
この先もどんどんと音楽を通してベトナムと日本の仲を深めていって、お互いに支え合う関係になれれば、素敵だと思います。そんな企画に携われた事を幸せに思います。」
~公開レッスン受講生~
尾崎未空 2010ピティナJr.G級金賞
2011福田靖子賞選考会優秀
尾崎未空 2010ピティナJr.G級金賞
2011福田靖子賞選考会優秀
2013年12月7日(土)18:30~(18:15開場/20:30終演予定)
- 第1部
- 公開レッスン 尾崎未空(受講生)
パルティータ第1番変ロ長調 BWV825 受講曲目が決定しました! - 第2部
- シュタイアーによる特別レクチャー「ピアノで弾くバッハの魅力」
※レクチャーの題材が「パルティータ集」に決定しました。
〈アンドレアス・シュタイアー プロジェクト〉のために来日中のシュタイアーによる、J.S.バッハをテーマにした若い音楽家のためのレクチャー&マスタークラスを、ピアニストとホールのご厚意で、急きょ、実施することになりました。
ピアニストにとって必須のレパートリーである数々の名作・傑作を遺しているJ.S.バッハ。けれども、とりわけ若いピアニストにとっては、コンクールや学校の課題で弾くための曲、あるいは解釈や表現の難しさから「できれば弾きたくない」作曲家になってしまっているのではないか・・・。 そうした思いから、優れたバッハ解釈や鍵盤楽器でのバッハ演奏のあり方を、日本の未来を担う若手ピアニストに体感してもらう場を設けました。
世界的なフォルテピアノの名手にして、モダンピアノにおいても傑出した実力と、バッハ作品への深い造詣を持つシュタイアーが、これ以上はない師となり、演奏会でバッハを弾く意味や面白さを再発見させてくれることでしょう。
ピアニストにとって必須のレパートリーである数々の名作・傑作を遺しているJ.S.バッハ。けれども、とりわけ若いピアニストにとっては、コンクールや学校の課題で弾くための曲、あるいは解釈や表現の難しさから「できれば弾きたくない」作曲家になってしまっているのではないか・・・。 そうした思いから、優れたバッハ解釈や鍵盤楽器でのバッハ演奏のあり方を、日本の未来を担う若手ピアニストに体感してもらう場を設けました。
世界的なフォルテピアノの名手にして、モダンピアノにおいても傑出した実力と、バッハ作品への深い造詣を持つシュタイアーが、これ以上はない師となり、演奏会でバッハを弾く意味や面白さを再発見させてくれることでしょう。
チケットのお申し込み・お問い合わせ
公財)福田靖子賞基金 / ピティナ (担当:加藤)
TEL03-3944-1583 / FAX 03-3944-8838 / Email event★piano.or.jp(★を@にかえてください)
TEL03-3944-1583 / FAX 03-3944-8838 / Email event★piano.or.jp(★を@にかえてください)
お申込みは、氏名、メールアドレス、希望枚数・券種(一般/学生)を明記して、
event★piano.or.jp(★を@にかえてください)までメールをお送りください。
折り返し入金方法をお知らせします
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折り返し入金方法をお知らせします
第1回福田靖子賞受賞者の関本昌平さんが、2014年度より、金城学院大学(愛知)の非常勤講師として教鞭をとることが内定しました。
関本さんは、浜松やショパン等の国際コンクールで入賞した後、ニューヨークにてさらなる研鑽を積み、その後帰国して、現在は、岐阜を中心に、演奏活動と教育活動とを両立させています。
2014年には新校舎も完成し、音楽教育の分野でも可能性を広げている同大学において、関本さんの幅広い経験とフレッシュな感性が教育に新しい風を吹き込むことが期待されます。
また、関本さんは、11月16日・17日に、国際コンクール優勝・入賞者の競演、「横浜市招待国際ピアノ演奏会」にも出演し、ますます活躍の幅を広げています。
関本さんは、浜松やショパン等の国際コンクールで入賞した後、ニューヨークにてさらなる研鑽を積み、その後帰国して、現在は、岐阜を中心に、演奏活動と教育活動とを両立させています。
2014年には新校舎も完成し、音楽教育の分野でも可能性を広げている同大学において、関本さんの幅広い経験とフレッシュな感性が教育に新しい風を吹き込むことが期待されます。
また、関本さんは、11月16日・17日に、国際コンクール優勝・入賞者の競演、「横浜市招待国際ピアノ演奏会」にも出演し、ますます活躍の幅を広げています。
今回の来日でも、モーツァルト協会でのオール・モーツァルト・プログラムのリサイタルや、オーケストラとのベートーヴェン「皇帝」、また、武蔵野文化会館でのシューベルトなど、古典期の重要レパートリーを深く学んできているコッリさん。
古典の音楽において何を表現すべきか、何にこだわるべきか、どのように音楽をとらえていくべきか、コッリさんなりの確固たる信念のあり方が、若いピアニストたちに大きな刺激を与えました。
阪田知樹さん(2009第4回福田靖子賞)を、2013年9-10月にヨーロッパの各国の演奏会およびマスタークラスへ派遣いたしました。阪田さんからレポートが届いています。
<レポート> 今回は、私にとって初めて移動を繰り返しながらの1ヶ月半弱にも渡る長期ヨーロッパ演奏修行旅行となりました。
スイスからリヒテンシュタインでのマスタークラス後、チェコの音楽祭に入り、リサイタル・室内楽・協奏曲の舞台を務め、オーストリア、ハンガリー、イタリアを経て、勉強も重ねながら、ルガーノでのベートヴェン・リサイタルに向かいました。ベートーヴェンのソナタ4曲のみでリサイタルを行うことの難しさはもともと覚悟していましたが、準備を重ねる毎に、舞台への好奇心が生まれ、挑戦的なアプローチも恐れず、思い切って表現してみたくなりました。昨年5月にもドビュッシー・リサイタルで、演奏させて頂いたホールでしたが、音響効果の為のリニューアルをされたそうで、印象が少し違いました。私自身の演奏も変わってきていたからかもしれません。ホールには以前よりも沢山の方々が集まってきて下さり、大きな拍手と喝采に驚きを隠せませんでした。アンコール時も皆さんがとても関心を持って聴いて下さっていることが伝わってきました。舞台を踏ませて頂く毎に新しい発見があるーそんな瞬間でした。
続く、ジュネーヴの受賞者演奏会でも、昨年2月にリサイタルをさせて頂いたホールでしたが、こちらも偶然にもリニューアルされたばかりで、歴史を感じる趣のあるホールに新しい技術の加わった素晴らしい空間に生まれ変わっていました。会場には入りきらないほどのお客様にいらして頂けて、ホール一杯に広がるまろやかな響きに包まれ、音の隅々まで楽しみながら、演奏できる素晴らしい一時となりました。「2月にも聴きに来ていたのだけど、進化してるし、次は日本にも聴きにいかなくては!」多くの現地の音楽愛好家の方々に声をかけて頂けて、前回の演奏も覚えて下さっていたことは何よりも励みになり嬉しかったです。残念に思ったのは、「もっと話したいのに、フランス語は話さないんだよね。」と漏らされた方が想像以上に多かったことでした。私もその土地で演奏するからには、その土地の言語ももっと学ばなくてはならないと気づかされました。今後は言語も更に勉強したいと思いました。ラジオ局放送のコンサートは、打って変わって近代的な設備のホールでした。こちらもフランス語での紹介、インタビューなどで緊張しましたが、様々な環境の変化の中でも柔軟に対応しながら臨む舞台の数々、本当に良い経験になりました。今後に生かせるように、また新たな気持ちで引き続き研鑽を積んでいきたいと思います。
ありがとうございました。(阪田知樹)
<レポート> 今回は、私にとって初めて移動を繰り返しながらの1ヶ月半弱にも渡る長期ヨーロッパ演奏修行旅行となりました。
ありがとうございました。(阪田知樹)
10月14日(火)、パリ国立地方音楽院の教授を長く務めるフランスの名ピアニスト、オリヴィエ・ギャルドン先生によるマスタークラスを開催し、当財団奨学生をはじめとする6人の受講生がレッスンを受講しました。
シューマンやショパン、チャイコフスキーのコンチェルトから、ドビュッシー・ラヴェルまで多岐にわたるレパートリーを素晴らしい演奏を交えながら熱心にレッスン。各作曲家の様式をとらえながら、常に音楽への真摯な姿勢を持って丁寧に作り上げていくことの大切さを、真剣に説いてくださり、常に音楽に誠実に、いつでも芸術家として音楽に接してゆくことの大切さが、先生の献身的な姿勢からひしひしと伝わってくるレッスンで、1日のレッスン時間があっというまに過ぎていきました。
10月8日(福田靖子賞基金/ピティナ)9日(昭和音楽大学)に行われた、フランツ・リスト国際ピアノコンクール主催のマスタークラス(講師:エンリコ・パーチェ教授)の受講生から、当財団の奨学生、山崎亮汰さん(第6回福田靖子賞)桑原志織さん(第6回優秀賞)尾崎未空さん(第5回優秀賞)本山麻優子さん(第5回優秀賞)が選抜され、オランダ大使公邸に招かれて、演奏会を開催しました(ほかに、加藤大樹さん(2009ピティナ特級銀賞)が出演)
14歳から23歳までの日本を代表する若い才能の競演に、訪れた大使館関係者も目を見張り、終演後には5人に対して盛大な拍手が送られました。演奏終了後には、ビュッフェ形式のパーティも行われ、思い思いに交流を楽しむなか、奨学生たちは、パーチェ先生に熱心にアドバイスを仰ぎ、また、記念写真を求めていました。
5名のさらなる活躍をお祈りしております。
5名のさらなる活躍をお祈りしております。
10月8日(火)、オランダ・ユトレヒトのフランツ・リスト国際ピアノコンクールとの共催で、「リストの真髄を学ぶ一日 フランツ・リスト国際ピアノコンクールマスタークラス」が行われ、自身も第2回コンクールの優勝者である、イタリアの名ピアニスト、エンリコ・パーチェ教授が、当財団奨学生やピティナ・ピアノコンペティション入賞者6名にリスト作品のポイントを解説しました。
それぞれの作品の背景にある文学や建築、リストの作品を演奏する際にポイントとなる奏法、作品全体の構造から各部分の意味を考えて大きな流れを構築していく方法など、プロフェッショナルなピアニストならではの視点から、リストへのアプローチが多面的に解説され、ピアノ指導者を中心とする聴講生も熱心に聞き入りました。
同コンクールは、2014年に第10回の記念すべき大会をむかえます。参加申し込み締切は2014年1月。10月26日から11月8日にかけて、本選が行われます。
同コンクールは、2014年に第10回の記念すべき大会をむかえます。参加申し込み締切は2014年1月。10月26日から11月8日にかけて、本選が行われます。
小塩真愛さん(2007第3回福田靖子賞選考会奨励賞、東京藝術大学大学院)のカリアリ(イタリア)での国際音楽アカデミー参加に対して助成いたしました。
<レポート>
8月23日から9月14日まで、イタリアのサルデーニャ島南部にある都市カリャリにて10日間の夏期講習会を受講した後、ヨーロッパでの生の演奏会に触れるためイタリア北部ヴェローナ、そしてドイツへ行ってきました。
講習会ではジャン・マルク・ルイサダ氏のもとで勉強しました。全身から溢れる情熱とイマジネーションの豊かさにどんどん引き込まれ、レッスンでは生きた音楽を常に求められました。先生の美しく多彩な音には驚くばかりで、あまり状態のよくないピアノでも先生が弾くと魔法にかかったようでした。2日間の先生方によるコンサートや、最後にはスチューデントコンサートにも出演させて頂き、たくさんの新たな仲間と出会えて本当に刺激的な毎日でした。
講習会後に訪れたヴェローナでは、野外オペラフェスティバルに行きました。アレーナ・ディ・ヴェローナという古代ローマ時代の屋外闘技場をそのままオペラ会場として使用しており、舞台の迫力、お客さんの熱気、すべてに圧倒されタイムスリップしたような感覚を味わい夢のような時間でした。その他ドイツではベルリンフィルハーモニーの演奏を聴いたり歴史ある美術館を巡るなど、日常でいつも音楽を感じられるとても充実した毎日を過ごすことができました。
この旅で吸収した音楽へのエネルギーを十分に演奏へ生かしていきたいです。この度はありがとうございました。(小塩真愛)
<レポート>
講習会が行われた学校 |
講習会ではジャン・マルク・ルイサダ氏のもとで勉強しました。全身から溢れる情熱とイマジネーションの豊かさにどんどん引き込まれ、レッスンでは生きた音楽を常に求められました。先生の美しく多彩な音には驚くばかりで、あまり状態のよくないピアノでも先生が弾くと魔法にかかったようでした。2日間の先生方によるコンサートや、最後にはスチューデントコンサートにも出演させて頂き、たくさんの新たな仲間と出会えて本当に刺激的な毎日でした。
ルイサダクラスの皆と |
この旅で吸収した音楽へのエネルギーを十分に演奏へ生かしていきたいです。この度はありがとうございました。(小塩真愛)
自身がロン・ティボー国際コンクールやエリザベート王妃国際コンクールで入賞したのち、長年にわたり、パリ国立地方音楽院で素晴らしいピアニストを指導しつづけてきた、フランスの名教授、オリヴィエ・ギャルドン(ガルドン)先生が、ピティナ入賞者のために初めてのマスタークラスを開講してくださいます。今回は、10月11日(金)には、ドビュッシー&シューマン作品によるリサイタルも予定しているギャルドン先生。聴講者を限定募集しますので、是非、ご来聴ください。
日程:2013年10月14日(月・祝) 時間割は下記
会場:<東音>ホール(ピティナ本部事務局内)(JR巣鴨駅南口徒歩すぐ)⇒ 地図
通訳:藤本優子先生(フランス語)
主催:公益財団法人福田靖子賞基金
協力:ピティナ
聴講料:3,000円(1日のうちではどの枠でもご覧いただけます)
受講生と曲目:下方に記載
★申込方法
メールにて、タイトルを「10/14ギャルドン先生レッスン聴講希望」とし、氏名、希望枚数、連絡先(メール&電話番号)を記載し、event★piano.or.jp(★を@にかえてください)までお送りください。折り返し、聴講料の振込についてご案内いたします。
★受講生と曲目
11:00- 中村芙悠子 (20歳、2009第4回福田靖子賞選考会優秀賞)
シューマン:アラベスク ハ長調 Op.18
ショパン:幻想曲 ヘ短調 Op.49
12:00- 大貫瑞季(20歳、2009第4回福田靖子賞選考会入選)
ドビュッシー:映像 第2集 (葉ずえをわたる鐘の音/そして月は廃寺に落ちる/金色の魚)
13:00-14:00 休憩
14:00- 中村優似(17歳、2013ピティナG級銀賞・第6回福田靖子賞選考会入選)
ショパン:スケルツォ第4番ホ長調 Op.54
15:00- 木村友梨香 (20歳、2012ピティナ特級ファイナリスト、2009第4回福田靖子賞選考会奨励賞)
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23
16:00-16:15 休憩
16:15- 仁田原祐 (22歳、2008ピティナG級金賞)
ラヴェル:クープランの墓
17:15- 久保山菜摘 (21歳、2009第4回福田靖子賞選考会奨励賞)
ラヴェル:ラ・ヴァルス
18:15頃終了予定
※曲目および受講生は、都合により予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承下さい。
※時間は、進行によって多少前後することがあります。
日程:2013年10月14日(月・祝) 時間割は下記
会場:<東音>ホール(ピティナ本部事務局内)(JR巣鴨駅南口徒歩すぐ)⇒ 地図
通訳:藤本優子先生(フランス語)
主催:公益財団法人福田靖子賞基金
協力:ピティナ
聴講料:3,000円(1日のうちではどの枠でもご覧いただけます)
受講生と曲目:下方に記載
★申込方法
メールにて、タイトルを「10/14ギャルドン先生レッスン聴講希望」とし、氏名、希望枚数、連絡先(メール&電話番号)を記載し、event★piano.or.jp(★を@にかえてください)までお送りください。折り返し、聴講料の振込についてご案内いたします。
★受講生と曲目
11:00- 中村芙悠子 (20歳、2009第4回福田靖子賞選考会優秀賞)
シューマン:アラベスク ハ長調 Op.18
ショパン:幻想曲 ヘ短調 Op.49
12:00- 大貫瑞季(20歳、2009第4回福田靖子賞選考会入選)
ドビュッシー:映像 第2集 (葉ずえをわたる鐘の音/そして月は廃寺に落ちる/金色の魚)
13:00-14:00 休憩
14:00- 中村優似(17歳、2013ピティナG級銀賞・第6回福田靖子賞選考会入選)
ショパン:スケルツォ第4番ホ長調 Op.54
15:00- 木村友梨香 (20歳、2012ピティナ特級ファイナリスト、2009第4回福田靖子賞選考会奨励賞)
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23
16:00-16:15 休憩
16:15- 仁田原祐 (22歳、2008ピティナG級金賞)
ラヴェル:クープランの墓
17:15- 久保山菜摘 (21歳、2009第4回福田靖子賞選考会奨励賞)
ラヴェル:ラ・ヴァルス
18:15頃終了予定
※曲目および受講生は、都合により予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承下さい。
※時間は、進行によって多少前後することがあります。